アルサーガパートナーズが鹿児島に新オフィスを設立し地域活性化に貢献

アルサーガパートナーズ鹿児島オフィス開設の意義

アルサーガパートナーズ株式会社は、九州地域の拠点として新たに鹿児島オフィスを2025年10月に設立することを発表しました。この動きは、地域におけるIT人材の育成やビジネスチャンスの拡大を目的としており、鹿児島市と立地協定を締結したことにより実現しました。

新拠点設立の背景

主にデジタルトランスフォーメーション（DX）を推進するアルサーガパートナーズは、これまで東京を中心に事業を展開し、大手企業へのDX支援を行ってきました。しかし、地方でも高い技術力を持つ人材が存在することを考え、地域に拠点を置くことによって、地方企業へのサポートを強化する狙いがあります。特に鹿児島市は、若年層の人材プールや経済発展の可能性が秘められており、ここでの新たな事業展開に期待が集まっています。

立地協定の締結状況

2025年9月5日、鹿児島市において立地協定の締結式が行われました。この式には鹿児島市長の下鶴氏やアルサーガパートナーズ代表の小俣泰明氏が出席し、双方の期待感が高まる中で協定書に署名が交わされました。下鶴市長は「新たな雇用の創出やICT産業の振興に寄与する」と述べ、地域の発展にその重要性を強調しました。

アルサーガパートナーズの成長戦略

アルサーガパートナーズは、2016年の創業からここまで順調に成長を遂げています。現在、総従業員数は430名に達し、今年の福岡支社に続く新たな拠点の設立に踏み切ったことで、地方での事業展開をより一層進めることになります。これにより、東京の案件を地方からも対応できる体制を確立することが期待されています。

鹿児島での今後の展望

新オフィスの設立により、地域のデジタル化を一層進めるための基盤が整います。アルサーガパートナーズは、DX支援によって鹿児島県内の企業と連携し、さらなる成長を目指しています。地域特有の課題を共有し、双方にとってWin-Winの関係を築くことが重要です。また、鹿児島市とのネットワークの強化を図ることで、地域全体の競争力を高めることも目指しています。