神前のゲートハウス
2024-12-24 15:23:15

家族葬のゲートハウス神前が2024年度グッドデザイン賞を受賞

家族葬のゲートハウス神前が2024年度グッドデザイン賞を受賞



和歌山県和歌山市に位置する「家族葬のゲートハウス神前」が、2024年度のグッドデザイン賞を受賞しました。この賞は、デザインの優れた商品やサービスを対象に与えられるもので、日本のデザインの代表的な評価とされています。国際的にも広く認知されているこの賞において、高く評価されたのは、同館の独特な設計と機能性にあります。

「家族葬のゲートハウス神前」は、従来の葬儀会場とは一線を画す設計が特徴です。一般的なロードサイド型の会館とは異なり、故人や家族が向き合える空間を追求し、建築の要素や光の取り入れ方にこだわっています。外観は周囲の環境や町の特徴に応じてデザインされており、地元の景観に溶け込むような形状や色合いが評価されています。

葬儀の新たな形を提案


グッドデザイン賞の審査員からは、家族葬のゲートハウス神前の外観が街のスケールを考慮して設計されている点が高く評価されました。片流れの屋根は、周囲の環境と調和しつつ、建物自体が目立たないよう配慮されています。内部では、コンクリートと木材を組み合わせたデザインが施されており、故人と向き合う静かなひとときを提供します。この空間は、参加者にとって心の落ち着く場所であり、過去の記憶を辿る手助けをすると期待されています。

デザイナーの思い


デザイナーは、この会館を通じて家族葬の空間と地域社会の関係を見直すことを目指しました。南西に配置された会館は、前方の交差点に開放感をもたらし、故人との大切なひとときをより深く感じさせます。同館の空間は、コンクリートの高基礎部分が故人との「死」に向き合う大切な時間をもたらし、軽やかに空へと視線を導く木架構が感情的なつながりを強める要素になっています。

日本のデザインを国際的に評価する


グッドデザイン賞は1957年に設立され、国内外のデザインの質の向上を図る目的で毎年開催されています。優れたデザインの象徴「Gマーク」は、消費者にとっての信頼の印でもあります。受賞を通じて、デザインが社会の課題やニーズを解決する手段としての役割を果たすことが期待されています。

地域との調和を目指す家族葬のゲートハウス


「家族葬のゲートハウス」は、和歌山県、大阪府、兵庫県において17の式場を展開しており、家族葬サービスだけでなく、終活や相続手続きに関するサポートも行っています。地域社会との連携を重視し、交流イベントやシニア施設との協力も積極的に行っており、地域活性化の一環として多くの人たちに寄り添う取り組みを行っています。

この度の受賞は、地域社会に根差した葬儀サービスの新たな提案であり、今後の進展が期待されるところです。家族葬のゲートハウス神前は、これからも多くの人々に寄り添うスペースとして、重要な役割を果たすことでしょう。


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会社情報

会社名
ラポール株式会社
住所
大阪市中央区本町2-6-11大一ビル6F
電話番号
06-6147-5589

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