TVerの快進撃!2025年1月に記録的なユーザー数を達成
民放の公式テレビ配信サービス「TVer」は、2025年1月に月間ユーザー数であるMUB(ユニークブラウザ数)が4,120万を突破したことを発表しました。この数字は2024年8月に記録されたパリ2024オリンピックの際の月間ユーザー数を上回り、過去最高となりました。
この成長の背景には、前年同月比約117%という驚異的な伸びが指摘されており、特にドラマやバラエティに加え、スポーツやアニメの視聴者も増えていることが要因とされています。スポーツ分野では『第101回箱根駅伝』や『第103回全国高校サッカー選手権大会全国大会』など、年始のライブコンテンツが大きな話題を呼び、全体の再生数は昨年と比べて約120%の増加を記録しました。
また、エンターテインメントをも楽しまれるユーザー層が広がり、ABCテレビの『芸能人格付けチェック!2025お正月スペシャル』や、テレビ朝日の人気番組『アメトーーク!』の特別版、さらにはTBSの『グランメゾン東京』という新作スペシャルドラマも多くの視聴者を集めました。さらに、TBSの『水曜日のダウンタウン』も好調をキープし、昨年12月の時点で累計再生数が2億回を超えました。
1月期の新たなドラマ群においても、TBSの『御上先生』や日本テレビの『ホットスポット』を含む15作品が、初回の再生数で200万を越えるなど、視聴者を引き込むコンテンツが豊富に展開されています。このように、1月はドラマファンにとって特別な時期となりました。
アニメの面でも、2025年1月から放送が始まった『薬屋のひとりごと』の第2期が高評価を得ており、昨年の再配信を合わせた視聴者の支持を集めています。
このようにTVerは、視聴者に「時間」と「場所」からの解放を提供し、様々なジャンルのコンテンツを通じて人々の生活に寄り添うサービスを続けています。今後もドラマやバラエティにとどまらず、スポーツ中継、アニメ、ニュース、小規模制作のローカル番組、過去に話題になったアーカイブ作品などの配信を強化し、より多くのユーザーの期待に応えようとしています。
2025年は、TVerにとってさらなる飛躍の年となる予感が漂っています。視聴体験の拡充に向けて、いったいどのような新コンテンツが登場するのか、今後の動向に注目です。