外国人介護福祉士試験対策通信講座にリアルタイム質問機能を導入

外国人向け介護福祉士試験対策通信講座の新機能

一般社団法人外国人介護職員支援センターは、千葉県市川市に位置し、介護福祉士国家試験の合格を目指す外国人介護士のために特別な通信講座を展開しています。この講座は主にEPA（経済連携協定）を利用して日本で働くことを希望する候補者や在日フィリピン人などの外国人に向けられています。

リアルタイム質問チャット機能の導入

2023年7月8日、同センターはFacebookのグループページを通じて、メッセンジャーグループチャット機能を利用したリアルタイム質問コーナーを新たに設けました。これにより、受講生はいつでも疑問を解消でき、学習の継続性やモチベーションを向上させることが期待されています。通信教育においては独学の難しさが常に考慮されており、この新機能はその課題の解決を図るものです。

効果的な通信講座のカリキュラム

この通信講座は、2月から翌年の1月試験日までを通年カリキュラムとして実施しています。受講生は途中からでも参加でき、基礎学習から始まり、専門的な知識に移行する形で進められます。前半は基礎知識をしっかりと学び、後半では試験のための重要ポイントに焦点を当てた学習が行われます。最終段階には試験直前対策のレクチャーも用意されており、受講生は自信をもって試験に挑むことができます。

毎週約4時間の授業動画が配信され、それを受けた予習や復習が可能です。また、Facebookの学習ページでは随時質問が受付けられる体制が整っており、受講生が不安を素早く解消できるようになっています。

模擬試験も行われており、全問題にふりがなが付いているため、外国人受講生でも安心して挑戦できます。模擬試験は別途2,000円で、採点や全問題の解説ビデオも提供されます。受講料は月額2,000円で、テキストは市販のものを各自で購入するシステムです。