ベトナム航空、エアバスA350で機内インターネットサービスを開始
ベトナム航空が、2025年8月5日よりエアバスA350型機を対象にした機内インターネット接続サービスの試験運用を開始しました。これにより、旅客は空の上でも快適にインターネットを利用できるようになります。このサービスは、同型機の一部に導入され、2026年中には全機に拡大が予定されています。
この新サービスを利用することで、航空機内での時間を有効活用できます。特に、ビジネスクラスのお客様向けに提供される無制限ウェブ閲覧プランは、特に人気を集めそうです。
プラン内容と料金
現在、提供されるデータパッケージは以下の通りです:
1.
無料プラン: フライト中、15分間のテキストメッセージ(Zalo、Viber、WhatsAppなど)
2.
テキストメッセージプラン: フライト中無制限のテキストメッセージ送受信(5ドル)
3.
ウェブ閲覧プラン: 1時間のウェブ閲覧(10ドル)
4.
ビジネスプラン: フライト中の無制限ウェブ閲覧(20ドル)
どのプランも、自分のデバイスを通じてWi-Fi接続ポータルを経由して簡単に選択し、購入が可能です。これにより、お客様は自身のニーズに合わせたプランを選ぶことができ、利便性が高まります。
デジタル革新の一環
今回の試験運用は、ベトナム航空が推進するデジタル革新の重要なステップです。ほかの評価機関からは、5つ星評価を狙う航空会社としての地位を確立することにもつながります。副社長のダン・アン・トゥアン氏は、「つながることが求められる現代において、機内インターネットサービスの導入は、快適な空の旅を提供し、当社の競争力を高めるために不可欠です」と述べています。
このサービスは、ベトナムのテクノロジー企業「VNPT」との協業により実現しました。米国Viasat社の衛星を利用することで、安定した通信環境が確保されています。この技術導入は、ベトナム航空が最新の航空テクノロジーを取り入れ、国際的な競争に打ち勝つための一環となります。
未来への展望
ベトナム航空は、常に高い安全基準と専門性を保ちながら、顧客サービスの向上に努めています。国内外のネットワーク、最新機材、環境に配慮した成長戦略を通じて、今後も顧客体験の向上を目指します。また、国際的な評価機関からの4スター評価や、アジアを代表する5スター航空会社としての地位確立を目指して、努力を続けていきます。
ベトナム航空について
ベトナム航空は1993年に設立され、国内22都市、海外31都市を結ぶ100以上の路線を運航しています。最新機材にはボーイング787やエアバスA350などがあり、日本路線では東京成田、東京羽田、名古屋、大阪、そして福岡からハノイやホーチミンへと旅客を運んでいます。
持続可能な開発への取り組みも進めており、2050年にはネットゼロ排出を実現することを目指しています。2024年には日本路線が30周年を迎える予定で、ベトナムの文化的アイデンティティを反映した高品質なサービスを提供することで、さらなる成長を図っています。
詳しくは、公式ホームページやその他の関連サイトをご覧ください。