サンクネット、ドレミング社と提携し新たなHRアウトソーシング事業を開始
2025年5月23日、東京都江東区に本社を構える株式会社サンクネットが、HCM(Human Capital Management:人的資本管理)分野において新たな事業部を立ち上げました。これは、クラウド時代における人事・給与・勤怠管理のアウトソーシングサービスを提供するもので、ドレミングジャパン株式会社との提携によって実現されます。この新サービス名は「Doreming®HCM」。
背景と目的
サンクネットは、創業以来28年間にわたり、ビジネスプロセスアウトソーシング(BPO)事業に特化してきました。特に最近では、現場HRの重要性が増しており、特に労働力不足や外国人労働者に関する課題が顕著になっています。こうした課題に応えるため、サンクネットはドレミング社と手を組み、これまでに培った経験と技術を活かして、効果的なソリューションを提供します。
サービスの特徴
「Doreming®HCM」システムでは、リアルタイムでの勤怠・給与・人事管理が可能です。特に、クライアントの業務に密着した具体的な機能が充実しており、導入することで迅速に業務を適応させることができます。給与計算は分単位で行うことができ、働いた分を即座に受け取ることも可能です。また、多言語対応もしており、外国人労働者に対する配慮がなされています。
クライアントへのメリット
本システムの導入によって、クライアントは人材不足の解消や多様なワークスタイルへの対応が可能になります。例えば、農業や製造業、飲食業などの分野では、シフト勤務やパート・アルバイトの採用が増えており、こうした環境に最適なシステムです。
時代に即したシステムの進化
未来に向けて、サンクネットとドレミング社はシステムのさらなる進化を目指しています。デジタル化が進む中、給与の即時払い機能や、柔軟な働き方に対応するための新機能を継続的に追加していく方針です。具体的には、電子マネーや給与の即時払いを可能にするなど、労働者にとっても大きな利便性を提供することを目指しています。
まとめ
このように、株式会社サンクネットは、BPO事業の枠に留まらず、時代を先取りしたHRアウトソーシングサービスを展開することで、クライアントの業務効率化を図り、共に成長していくことを目指しています。新しいHRシステムの導入で、多くの企業が抱える人材不足の問題が解消されることを期待しています。