「世界一ラザニアに合うコーヒー」誕生の裏側を探る！

世界一ラザニアに合うコーヒー「LASAGNA BLEND」

コーヒーとラザニアの意外な組み合わせが、今話題を呼んでいます。その中心にいるのは、SamuraiDream株式会社が経営する「BARISTA MAP Coffee Roasters」の代表、深山晋作氏と、COLORS株式会社の代表である濱田聖也氏です。彼らは共同で世界一ラザニアに合うとされるコーヒー「LASAGNA BLEND」を開発しました。

きっかけは新しい食の提案

深山氏は、ラザニアとコーヒーの新たなペアリングを提案したいと考えたのがきっかけです。彼は2016年にラテアート世界チャンピオンに輝き、2018年には日本人初のオーストラリア世界チャンピオンとなった経歴の持ち主。また、濱田氏もラザニア専門店『COLORS CAFE』のオープンを控え、食の体験を進化させるために意気投合しました。

数回の試作の後、彼らはラザニアのクリーミーさ、香ばしさ、素材の豊かさを引き立てるようなブレンドに仕上げることに成功しました。このブレンドの特徴は、コロンビア産ピンクブルボンの酸味と、エチオピア産豆の軽やかさが絶妙に絡み合うことにあります。このコンビネーションが、ラザニアとの相性を抜群に引き立てる要素となっています。

COLORS CAFEでの体験

2025年3月には、東京・恵比寿にオープン予定の「COLORS CAFE」で「LASAGNA BLEND」が提供される予定です。このカフェは、北イタリア風の料理を楽しめる専門店で、珍しいラザニアの創作も楽しめます。提供予定のメニューには、ラザニアとコーヒーのコースや、コーヒー飲み比べのコースがあり、どちらも注目の一品です。

深山晋作のビジョン

深山氏は「コーヒーでミシュランを目指す」という大きな野望を抱いています。それはバリスタとしての地位向上を目指し、業界全体に多大な影響を与えてきた結果の一つです。そして、彼が目指すのはただのカフェ経営だけではありません。バリスタの育成や、業界全体の価値向上に貢献することを目標としており、すでに多くの若者が彼の手法を学び、成功を収めています。