新型無線コンバータ登場
2025-08-21 11:07:16

最大1kmの長距離無線通信を実現する新型イーサネットコンバータ

イーサネット無線コンバータ「RP-WAH-SR12/RP-WAH-SR22」の新発売



株式会社コンテック(本社:大阪市西淀川区、代表取締役社長:西山和良)が新たに開発したイーサネット無線コンバータ「RP-WAH-SR12」と「RP-WAH-SR22」が、2025年8月21日から販売を開始しました。この新製品は、920MHzのサブギガ帯を利用することで、最大1kmの距離でイーサネット通信を無線化することができます。

製品の特長



このイーサネット無線コンバータは、長距離転送に特化したRP-WAH-SR12と、コンパクト仕様のRP-WAH-SR22という2つのモデルが用意されています。いずれも、最新のWi-Fi規格であるIEEE 802.11ahに対応し、免許不要で屋外でも使用でき、特に広い敷地を有する工場やプラント、農場での利用が期待されています。

使いやすさが魅力



新製品は、軽量でコンパクトなデザインを採用しており、取り付けブラケットが付属しているため、壁面やDINレールなど多彩な場所に簡単に設置できます。また、外部アンテナにも対応しており、無線LANシステムの構築がより自由度の高いものとなっています。

高速通信を実現



IEEE 802.11ah規格に基づく通信を行うことにより、電波干渉を避けることが可能で、障害物を回り込んで伝送する能力が向上します。具体的には、伝送速度は150Kbpsから13.5Mbpsに達し、実際の運用環境下でも1Mbpsの速度が期待でき、遠隔地の監視カメラ映像の無線化も可能です。

モード切り替え機能



さらに、RP-WAH-SRシリーズはモード切り替え機能を搭載しており、アクセスポイントやリピータ、子局(ステーション)としての使用が可能です。このため、最大10台までの子局を親局に接続できる柔軟性も提供されます。

幅広い電源選択肢と環境耐性



電源供給についても柔軟性が求められており、ACアダプタの使用に加え、8Vから35Vの直流電源、さらにはUSB給電にも対応しています。また、運用温度は-20℃から60℃という広い範囲に対応しており、様々な環境でも安心して使用することができます。

まとめ



株式会社コンテックは、1975年の設立以来、産業用機器の総合メーカーとして高品質な製品を提供してきました。RP-WAH-SR12とRP-WAH-SR22もその一環であり、次世代の無線通信を体験できる製品となっています。さらなる情報はコンテックの公式ウェブサイトを訪れて確認してみてください。これからのIoT時代に向けて、ますます重要になる無線通信技術に、ぜひ注目してみてください。


画像1

画像2

画像3

会社情報

会社名
株式会社コンテック
住所
大阪府大阪市西淀川区姫里3-9-31
電話番号
06-6472-7130

トピックス(IT)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。