ミュージカル『ラブ・ネバー・ダイ』2025年再演に向けてのオーケストラ合わせ
2025年1月17日から日生劇場で新たに開幕するミュージカル『ラブ・ネバー・ダイ』。この度、オーケストラ合わせの様子をお届けします。2014年の初演から多くの熱い支持を受けてきた本作品が、再び観客の前に立つ日が近づいてきました。
豪華キャストによる稽古
本作の製作にあたり、日本ミュージカル界のトップキャストが集結。演技力と歌唱力の高い出演者達は、オーケストラとの初めての合わせを行うために心を一つにしています。主要キャストは、ファントム役に市村正親、クリスティーヌ役には平原綾香などが名を連ね、演技だけでなく、音楽でも大きな期待を寄せられています。
稽古場の緊張感
1月8日、都内の稽古場に足を運んだ時、キャストの間には特有の緊張感と高揚感が漂っていました。ロイド=ウェバーの名曲に合わせて、オーケストラが配置され、キャストたちも台本に目を通すなど、準備は整った様子です。オーケストラとのリハーサルは、役者たちにとって初めての体験であり、特別な意味を持ちました。
名曲が一堂に
この日のリハーサルでは、まずファントム役の橋本、クリスティーヌ役の真彩、ラウル役の加藤とメグ・ジリー役の小南などが、1幕の全曲に取り組んでいくこととなりました。
オーケストラの指揮者、森亮平の指導のもと、曲が進むにつれてリハーサル場は活気に満ち、特にM1の「君の歌をもう一度」に合わせて振り始めると、その空気感は一変しました。キャストたちの歌声がオーケストラと見事に調和し、まるでストーリーが舞台上で生きているかのようでした。
キャストの相互作用
また、演技中のキャストたちの間には自然な相互作用が見受けられました。歌の合間には、和気あいあいとした様子で談笑したり、軽いストレッチをするシーンもあり、試演の雰囲気を和ましたことが印象的でした。特に、ラウル役の加藤が若いキャストたちと和気あいあいと交流している様子は、長い公演を経た友情を感じさせるものでした。
さまざまな感情が交錯
オーケストラの音楽が流れる中、キャストたちはそれぞれの役柄に没入し、個性を強めていきます。その表情と歌声には、10年間の人生を共有したキャラクター達の感情が盛り込まれていました。特に、ファントムとクリスティーヌのデュエットナンバーでは、過去の思い出や切なさを込めた彼らのハーモニーは、観客の心を捉えることでしょう。
初日への期待感
稽古が進む中、キャスト同士の絆がどんどん深まっているのを感じました。彼らのパフォーマンスは、一回一回の練習で磨かれ、冒険と成長の物語が形作られています。この豪華な出演陣に支えられた『ラブ・ネバー・ダイ』初日の熱気が待ちきれません。
公演情報
- - 公演期間: 2025年1月17日(金)〜2月24日(月・休)
- - 会場: 日生劇場
- - キャスト: ファントム:市村正親/石丸幹二/橋本さとし。
クリスティーヌ:平原綾香/笹本玲奈/真彩希帆など多彩な面々が名を連ねます。
この作品を通じ、新たな魅力と感動が生まれることを期待し、観客の皆様もその特別な時間にぜひ足を運んでください。