銀座に新たなアートの風を吹かせる
2025年6月27日より、東京・銀座のアートアクアリウム美術館 GINZAにて、特別企画「夏のアートアクアリウム2025」がスタートします。開業以来、今年で4回目の夏を迎える同美術館ですが、今年のテーマは「水を感じる」。世界的建築家、隈研吾氏とのコラボエリア「セキテイリウム」が新たに登場し、様々なアーティストとのコラボレーションとともに、涼やかな金魚の魅力を引き立てます。
隈研吾氏とのコラボレーション
隈研吾氏は、生命の源である水をテーマにしたインスタレーションをデザインされています。特に彼の「石庭」は、岩や石だけで構成される日本庭園の美しさを抽象化したもので、水の中で優雅に泳ぐ金魚たちと見事に調和しています。この新エリアでは、水が流れ出る様子が美しい曲線を描き、アートアクアリウムに新しい息吹をもたらします。
隈氏は以下のようにコメントしています。「日本の伝統的な金魚鑑賞文化と現代的な素材表現を融合させたこのインスタレーションは、竹とアクリルを用いて繊細かつ軽やかな印象を与えています。大きな竹を中心に、三つの小さな螺旋が周囲を囲み、金魚の流れるような動きに合ったデザインが随所に見られ、観る人に新たな視点を提供します。」
新たに誕生するエリア
隈研吾氏とのコラボエリアのほか、夏にはさらに3つの新エリアがオープン。館内では、他のアーティストとのコラボ作品も展示され、確実に進化しているアートアクアリウム美術館 GINZAが展開されます。開業以来の集客実績は累計で1,230万人を超え、多くの方々に愛される美術館となっています。
この夏、特に注目を集める「セキテイリウム」が新たなアート体験を提供することで、金魚の魅力を感じることができる新しい空間が誕生します。
アートアクアリウムの魅力
アートアクアリウムとは、金魚を主役にした水槽作品を光、香、音で演出する没入型エンターテインメントアートです。日本古来の金魚鑑賞文化を、現代のアートとして昇華させ、観覧者は幻想的な空間を体験することが可能です。
常設施設として年間を通じて四季の移ろいを楽しむことができるアートアクアリウム美術館 GINZAは、開業から毎年新作水槽の入れ替えが行われ、多様なアート体験を提供しています。
この美術館が開業したのは2022年5月。銀座三越の8階に位置するこの施設は、訪れるたびに新しい発見があります。昨年は多くの方々に楽しんでいただき、今年もまた新たな驚きを提供してくれることでしょう。
施設情報
- - 施設名: アートアクアリウム美術館 GINZA
- - 入場料: WEBチケット 2,500円、当日券 2,700円
- - 所在地: 銀座三越新館8階
- - アクセス: 銀座駅直結、有楽町駅から徒歩9分
- - 営業時間: 10:00~19:00(最終入場18:00)
- - 公式HP: アートアクアリウム美術館
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