ナリス化粧品の受賞
2025-10-07 13:39:07

ナリス化粧品がEXPO2025で女性活躍を推進し受賞

ナリス化粧品、EXPO2025での受賞背景



2025年、日本で開催される大阪・関西万博の一環として設立された「EXPO 2025 JPO-WIPO AWARD」において、株式会社ナリス化粧品が「女性活躍推進部門」で栄誉ある受賞を果たしました。この賞は、経済産業省特許庁(JPO)と世界知的所有権機構(WIPO)が共同で授与するもので、社会課題の解決に向けた革新的な企業を認識するためのものです。

授賞式は2023年10月4日、万博会場にて行われ、取締役の成田美穂氏が受賞スピーチを行いました。ナリス化粧品は、持続可能な開発目標(SDGs)の実現に向けて、女性が活躍できる環境づくりを長年にわたり推進してきました。

女性活躍の具体的な取り組み



ナリス化粧品は、従来からの産休・育休制度に加え、2012年には大規模な制度改革を実施しました。これにより、復職支援金の支給、育休期間の在職年数への加算、時短勤務や勤務時間のシフト、子の看護休暇の導入など、多くの施策が整備されました。これらの取り組みは、社員の中での女性の比率を高め、結婚や出産後もキャリアを築く助けとなっています。

現在、同社の研究開発部では34名中、女性がそのうちの6名を管理職として含める形で活躍しています。また、全体の女性社員比率は2012年の19%から2025年には39%にまで上昇しており、ママ管理職比率も52%に達する見込みです。

研究とイノベーションの推進



ナリス化粧品は、研究開発者が自由に活躍できる環境を整えており、2000年代から制度改革を進めてきました。2018年からは「パテントキャンプ」を設立し、若手社員と先輩社員、知財担当社員がチームを組んで特許権利化の取り組みを開始しました。続いて2020年からは継続教育プログラム「パテント道場」を実施し、知的財産の活用力向上に努めています。

また、同社はマネージャー職とスペシャリスト職を同等に評価する人事制度を導入しており、社員の専門性が尊重されています。このことで、研究員たちが特許出願など新しい発明を生み出しやすい文化が醸成されています。

40年以上にわたる活動の歴史



ナリス化粧品は、1985年に産休・育休制度を導入し、以来、多くの制度改革を経て現在に至ります。その取り組みの中には、男女雇用機会均等法施行に伴う制度作成、年功序列制度の廃止、子の看護休暇の延長、そして「くるみんマーク」の取得など、多岐にわたるものがあります。今では、男性社員の育休取得を促進するなど、男女双方が安心して働ける環境を提供しています。

おわりに



ナリス化粧品が受賞したEXPO2025 JPO-WIPO AWARDは、その企業の活動が広く認められた証です。今後も女性活躍推進へ向けた取り組みを続け、更なる革新を遂げていくことでしょう。これからのナリス化粧品に期待が寄せられます。


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会社情報

会社名
株式会社ナリス化粧品
住所
大阪府大阪市福島区海老江1-11-17
電話番号
06-6458-5801

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