電通グループが人的資本成長を支援する新センターを設立
国内の広告大手、電通グループは、専門の人材資本領域に特化した横断組織「dentsu Japan Human Capital Growthセンター」を新たに設立しました。これにより、グループ内の専門人財とケイパビリティを結集し、企業の人材・組織の変革や企業文化の変化を支援することを目指しています。
近年、企業は人的資本経営の重要性を認識しつつあり、その結果として人的資本情報の開示義務が定められるなど、さまざまな施策が進められています。特に、AIやデータの活用が急速に進む中で、組織の変革に対するニーズが高まってきています。しかし、いざ施策を導入しても、社員のエンゲージメントが低下したり、導入したデータが十分に活かされていなかったりと、取り組みに対する悩みも多いのが現実です。これらの課題に対し、多くのクライアントからの相談が寄せられています。
そんな中、dentsu Japan Human Capital Growthセンターでは、ビジネスと人事、戦略と施策といった様々な要素を結びつけて、企業の熱量を高めるストーリーを提供し、価値創造や競争優位性をクライアントに提供していくことを計画しています。このアプローチにより、企業の人的資本を成長させ、個々人の市場価値を高めることを実現します。
センターは、電通デジタルのトランスフォーメーション戦略部門をはじめとして、電通のビジネス・トランスフォーメーションやマーケティング、また電通総研のHCM部門など、各社の専門組織から優れたメンバーを集め、統合的なサービスを提供します。すでに、人的資本経営を事業成長に結びつけるためのプログラムや、企業文化創出を支援する施策、人材獲得を効果的に行う採用ブランディングなどを通じて、さまざまな業種のクライアントに対して支援を行ってきました。
さらに、電通は「働きがいのある企業ランキング」において、3年連続でトップ3に選ばれるなど、従業員の満足度の向上にも積極的に取り組んでいます。このような成果を元に、クライアントの人的資本経営にもその経験と専門知識を提供します。
今後は、AIやデータ活用をさらに強化し、人的資本とエンゲージメントを高めるためのプロセスを分析し、その結果をもとに戦略の策定と実行に繋げる支援スキームの構築に取り組んでいく予定です。また、大学や研究機関とも連携し、新たな人的資本経営に関する知見を蓄積・発信することで、クライアントの成長を支える役割を果たしていきます。
このように、dentsu Japan Human Capital Growthセンターは、クライアントと共に企業成長に繋がる人的資本経営を実現し、伴走していくことを約束します。