藻類を用いた健康革新が進化
スペースシードホールディングス株式会社(東京都港区、代表取締役社長:鈴木健吾)は、2025年8月27日に
Universiti Putra Malaysia(UPM)で開催された『
Global Algae Summit 2025』に参加しました。このサミットでは、健康を支える藻類配合のプロトタイプ「
DR. KENGO」について、マレーシアのJAT LIFE Sdn. Bhd.とともに進めている開発事業を紹介しました。
DR. KENGOブランドの紹介
「
DR. KENGO」は、最先端の科学と実践的なヘルスケアを結びつけたブランドであり、免疫、認知、全身の健康に寄与する製品を科学的根拠に基づいて提供します。藻類は、豊富な栄養素を含んでいるため、幅広い健康効果が期待されています。
Global Algae Summit 2025の概要
この年のサミットは、「Algae in Action: Transforming Industry with Green Biotechnology」をテーマに掲げ、藻類や微細藻類の社会実装を加速するためのフォーラムが展開されました。パネルディスカッションやポスターセッション、展示、ネットワーキングなどを通じ、学術界、産業界、政策立案者が連携してASEANのグリーンバイオテクノロジーの実用化について意見を交わしました。
参加者とのディスカッション
会場では、スペースシードホールディングスが“研究の社会実装”をテーマに、藻類の応用がASEAN地域の栄養、環境、そして産業の課題解決にどのように寄与できるかについて、登壇者を含む多くの参加者とディスカッションを行いました。これにより、藻類が持つ高い可能性が再確認されました。
今後の展望と戦略
スペースシードホールディングスでは、マレーシアのパートナーであるJAT LIFEと連携し、ASEAN地域に根ざした藻類プロダクトの実装を目指します。これからは、商品の試作改良や市場検証を段階的に進め、健康的な価値、環境持続可能性、経済性のバランスを検証しつつ、ASEAN地区の健康課題に向き合った取り組みを続けていきます。
会社概要とミッション
スペースシードホールディングスは、宇宙系ディープテックベンチャービルダーとして、「SFをノンフィクションにする」というミッションのもと、投資や研究、事業創出に取り組んでいます。発酵とロンジェビティー技術の社会実装を支援する「Fermentation and Longevity Fund」プログラムを運用し、2030年以降も人類が宇宙で居住するための技術開発に邁進する企業です。
今後、藻類を用いた新たな健康プロダクトが実現することで、私たちの生活はどのように変わるのでしょうか。スペースシードの取り組みから目が離せません。