和歌山電力が初めての卒FITキャンペーンを展開！全国初の節電と地産地消を促進

和歌山電力が展開する全国初の卒FITキャンペーン

和歌山電力が、全国初の「卒FIT太陽光買取」キャンペーンを関西圏で始めました。このサービスは太陽光発電を行っている家庭を対象に、2019年11月以降、固定価格買取制度(FIT)の買取期間が満了した際にも電力を引き続き買取ることができる新たな取り組みです。特に、2023年の夏場の電力利用を支援するため、買取価格を特別に引き上げる施策を実施しています。

2019年問題とは何か？

「2019年問題」とは、2009年からスタートした固定価格買取制度（FIT）が後に満了を迎えたため、大勢の契約者が売電先を選び直す必要に迫られることを指します。2019年には50万世帯が対象となるとされ、今後の買取競争が想定されています。和歌山電力はこの状況に対応し、新たな買取サービスを整えました。

新サービスの特徴

和歌山電力では、卒FITの買取競争がはじまる前に、10円/kWh(税込)という買取価格を提示しています。また、他の電力会社とは異なり、既存顧客以外にも同じ高値を提示することで、多くの契約者の選択肢を広げています。

特に注目すべき点は、全国で初めてとなる季節別の買取単価を設定したことです。夏場、すなわち7月と8月には、買取価格を11円/kWhに引き上げ、特に電力需給が厳しい時期においても安定した買取を支援します。さらに和歌山県内の太陽光発電を行っているお客様には、5,000円のボーナスを上乗せすることにより、地域の電力地産地消を強化しています。

サービスの概要

和歌山電力の「卒FIT買取サービス」は、FITの適用を受けている太陽光発電設備を持つ関西電力管内の顧客に提供されます。初期費用や月額費用、解約金もなしで行えるサービスで、事前予約は既に受け付けています。手続きは、Webまたは郵送で行われ、スムーズに新たな契約へ移行可能です。

キャンペーンの詳細

「卒FIT節電＆地産地消キャンペーン」は、2019年10月31日までに予約を完了した先着1,000件の顧客に特典を用意しています。
1. 夏場の買取価格11円: キャンペーン中に事前予約と本申込を完了したすべてのお客様の夏場の買取単価は11円/kWhに設定されます。
2. 買取金額上乗せプレゼント: 和歌山県内での太陽光発電を行っているお客様や、和歌山電力の電力供給サービスを利用している場合には、買い取り金額に5,000円を加算し、その他の契約者にも1,000円を上乗せする内容が含まれています。