新たな食文化の創造に挑むクラウドキッチンX Kitchenが5000万円を調達

X Kitchenが5000万円の資金調達を実施

クラウドキッチン事業を展開する株式会社X Kitchenは、今月、シードラウンドにおいて5000万円の資金調達を行ったことを発表しました。この資金は、さらなる事業の拡大に向けた大きな一歩となることでしょう。資金調達の引受先には、デジタルベースキャピタル、East Ventures、Skyland Venturesなどが名を連ねています。

クラウドキッチンとは？

クラウドキッチンとは、飲食店の運営に必要な設備やシステムを共有し、複数のブランドが共存できる空間を提供するビジネスモデルです。X Kitchenは、2019年4月に設立され、これまで需要予測に基づくマーケティング戦略を強化し、東京都内のエリアで、Uber Eatsを通じて和食やサラダ、ジュースのデリバリー営業を行ってきました。

今回の資金調達により、X Kitchenはブランドの再現性を高め、全国および海外展開を計画しています。人材の募集や新たな店舗の設立を進め、事業の拡張を目指すとのことです。

株式会社X Kitchenのビジョン

X Kitchenのミッションは、「新たな食文化をITの力で創造する」ことです。データ分析を基にしたサービス展開により、クラウドキッチン事業における新たなスタンダードを築くことを目指しています。代表取締役の山路健一郎氏は、ITの導入が進んでいない飲食業界において新しい風を吹き込むために、事業創出を行っています。