レオス・キャピタルワークス、新CIOを迎える
レオス・キャピタルワークス株式会社は、新たに最高投資責任者(CIO)に湯浅光裕氏が就任することを発表しました。正式な就任日は2025年2月1日です。今回、湯浅氏がCIOの職務を引き継ぐことになった背景には、グローバルな視点を持った柔軟な投資戦略が求められていることがあります。
企業の方向性と新CIOの役割
レオス・キャピタルワークスはこれまで、国内外の株式や債券、さらには未上場株式など、多角的なアセットクラスを対象にした投資信託を運用してきました。この多様な運用において、お客様に更なる付加価値を提供するためには、未来志向のリーダーシップが不可欠です。湯浅氏は、創業以来の経験を活かし、運用チームを先導していくことになります。
湯浅光裕氏の経歴
湯浅光裕氏は、ロスチャイルド・アセット・マネジメントやガートモア・アセットマネジメントでの経験を経て、2003年にレオス・キャピタルワークスの設立に関与しました。彼は新興企業や成長企業への運用・調査経験が豊富であり、主に海外の機関投資家向けのファンド運用に携わってきました。2019年からは「ひふみワールドシリーズ」の運用責任者を務め、2020年には副社長に就任し、現在もその職にあります。
新CIOの抱負
湯浅氏は新CIOとして、多様化する市場において、より一層の成果をお客様にお届けすることを目指しています。彼は「レオス・キャピタルワークスは22年目を迎え、投資機会を提供し続けるために日々努力しています。市場環境に応じた柔軟かつ迅速な対応を通じ、運用チームでの成果向上を図りたい」と述べ、前向きな姿勢を示しました。
前CIO、藤野氏のメッセージ
前CIOの藤野英人氏は、CIO交代が組織の強化に寄与すると確信しており、今後は「ひふみ投信」シリーズやSBIレオスひふみ株式会社の経営に専念することで、顧客や株主への価値増大に努めていくと表明しています。藤野氏は新体制が、ファンドのパフォーマンス向上に貢献することを期待しています。
投資信託の重要性
レオス・キャピタルワークスは、一般社団法人投資信託協会や日本投資顧問業協会の会員として、資本市場を通じて顧客に安心感と信頼を提供することを理念としています。投資信託は元本欠損が生じるリスクを伴い、各ファンドによってリスクや費用が異なるため、顧客は十分な情報収集を行うことが重要です。これからもレオスは、顧客の資産形成を支援し続けることを目指してまいります。