田坂広志学長の名著『仕事の思想』が新たな歴史を刻む！

日本のビジネス界で不朽の名著として知られる田坂広志学長の『仕事の思想－なぜ我々は働くのか』が、29刷、10万部を突破しました。この本は毎年、多くの企業の人事部が新入社員に贈る教科書ともいえます。今年も特に、若い世代に向けてのメッセージが響いているようです。

田坂学長によると、本書には「成長し続ける人」と「成長が止まってしまう人」の違いが描かれています。そして、成長を遂げる人々には時代を超えた明確な「思想」が存在することを述べています。この「仕事の思想」とは何か、そしてどのようにそれを理解することができるのかについて、10の物語を通じて語られています。

読者からの共感の声

実際にこの本を読んだ多くの人々からは、「涙が止まらない」「この本に救われた」という声が寄せられています。書籍の中には様々なエピソードが含まれており、それぞれの物語が感動的な旅路へと読者を導いてくれます。こうした感想が多く寄せられる背景には、田坂学長自身の熱い想いがあるのでしょう。

無料公開される第五話

今回、29刷、10万部突破を記念して、本書の内容から『第五話：共感－相手の真実を感じ取る力量』が特別に公開されることになりました。この章では、我々人間の中に潜む「操作主義」の落とし穴について深堀りしています。共感の力は普段あまり意識されませんが、実は人間関係を築く中で非常に重要です。この章を通じて、他者との関係をどう築き、またどのように理解し合えるかを考察します。

本書の目次と内容

本書は全10の物語から成り立っています。以下にその目次を示します。
1. 思想 - 現実に流されないための錨
2. 成長 - 決して失われることのない報酬
3. 目標 - 成長していくための最高の方法
4. 顧客 - こころの姿勢を映し出す鏡
5. 共感 - 相手の真実を感じとる力量
6. 格闘 - 人間力を磨くための唯一の道
7. 地位 - 部下の人生に責任を持つ覚悟
8. 友人 - 頂上での再会を約束した人々
9. 仲間 - 仕事が残すもうひとつの作品
10. 未来 - 後生を待ちて今日の務めを果たすとき

この各物語を通じて、読者は仕事の本質、成長、そして人間関係について新たに考えさせられます。田坂学長の深い思想を理解し、未来を切り拓いていくための「７つの叡智」を学ぶことができるのです。

学校法人21世紀アカデメイアの取り組み

この『仕事の思想』は、多くの企業が新入社員に配布するだけでなく、学校法人21世紀アカデメイアでも卒業生の必読書として贈呈されています。未来に羽ばたく学生たちにとって、本書の教えは必ず役立つでしょう。

田坂広志学長が有する豊富な経験と知識は、新しい時代を迎える学生たちの大きな財産です。彼が伝える「人間、社会、自然に対する深い思想」は、これからの企業や社会がどうあるべきかを示してくれます。

未来を見据えた教育の必要性

第4次産業革命の進展に伴い、現在の教育メソッドも変わりつつあります。知識だけではなく、具体的なリーダーシップ力や人間関係力が期待される時代に突入しました。この新たな時代に求められる人材を育成するため、21世紀アカデメイアは「セブン・ステップ・カリキュラム」を提供し、学生たちが実践的なスキルを身につける場を整えています。