直近1年間のバランス栄養食品利用状況を深掘りする調査結果

調査の概要

マイボイスコム株式会社が行った最新の調査によると、直近1年間にバランス栄養食品を購入または利用した人は、全体の約40%に達しています。特に10代や20代の若者層では、利用者が5割以上を占めており、若年層の健康意識の高まりが数字に表れています。

バランス栄養食品とは

バランス栄養食品は、効率よく栄養を摂取できる商品で、バーやビスケット、ブロックタイプが主流ですが、調査の対象にはゼリーやドリンクタイプは含まれていません。これらの商品は特に手軽さから人気を集めており、動きやすい世代を中心に利用が促進されています。

利用目的と場面

調査に回答したユーザーに対して、バランス栄養食品をどのような目的や場面で使用しているかを尋ねたところ、絞り込まれたデータが得られました。「空腹感の解消」や「お菓子の代わり」が各30%台である一方で、「昼食の代わり」や「朝食の代わり」もそれぞれ2割弱という結果が得られました。特に、バランス栄養食品を週に5回以上利用する層では、栄養バランスを整える目的や朝食・昼食の代替品としての利用が目立ちました。

注目される栄養素

選定時における注目栄養素については、「たんぱく質・プロテイン」が43.4%で最も多く、次いで「カルシウム」や「食物繊維」が20%台を示しています。特に、女性の60代や70代からは「鉄」が、一方で「イソフラボン」や「たんぱく質・プロテイン」に関しては、バランス栄養食品を好む層から高い数値が見受けられました。さらに、特定の製品ユーザーに注目すると『inバープロテイン』や『SAVAS プロテインバー』の利用者は、栄養価の高さに特に注意を払っていることがわかります。

利用意向とユーザーの声

さらに、バランス栄養食品の利用意向について尋ねたところ、「食べたい」と「まあ食べたい」を合わせると約36%の回答がありました。特に、10代・20代の女性層ではその比率が6割弱に達し、健康意識の高まりが伺えます。また、ユーザーのコメントを通じて、食べたい理由として「栄養補給」や「おやつとしての気軽さ」が挙がった一方で、味や食感、添加物への不安を抱く声も少なくありませんでした。中には、過去に朝食の代わりとして利用していたが、満足感の得られなかったために今は遠ざかっているという意見もありました。