EAGLYSの新プラットフォーム
2025-06-18 10:42:57

EAGLYSが実験データプラットフォーム「ALCHEMISTA Labs」をリリース

EAGLYSが発表したALCHEMISTA Labs β版


EAGLYS株式会社(イーグリス)は、実験データの探索と管理を向上させるために、実験データプラットフォーム「ALCHEMISTA Labs」のβ版をリリースしました。このプラットフォームは、AI技術を駆使して、化学業界でよく利用されているExcelファイルをそのまま取り込むことができ、データの構造化をスムーズに行える点が大きな特徴です。

背景:市場における競争とMIの役割


マテリアルズ・インフォマティクス(MI)は、材料開発における新たな技術として注目されています。従来の開発プロセスにおいては、実験結果を解析して材料設計に活用するためには多くの時間がかかりますが、MIを使用することで開発期間を30〜50%短縮できる可能性があります。
しかしながら、多くの企業はMIを導入したくても、データがExcelファイルで管理されているため、膨大な量のデータを整形するために多くの手間と時間を要し、導入が困難でした。この課題を解決すべくEAGLYSはALCHEMISTA Labsを開発しました。

ALCHEMISTA Labsの機能


ALCHEMISTA Labsは、データをそのまま利用できるため、既存のExcelファイルを特に設定や修正なしで取り込むことができます。主な特長に以下のポイントが挙げられます:

1. Excelデータの直接活用
実験データは変更することなく取り込むことができ、元の形式を維持したまま保管されます。これにより、ユーザーはデータを迅速に探索でき、必要な情報をすぐに見つけることが可能です。

2. MI向けのAIデータ構造化
複数の実験データを結合して、新たなMIデータセットが簡単に構築されやすいように設計されています。また、特定の項目の類似性の検出や統合もAIによって行われ、この結果をCSV形式で出力できるため、既存のMIツールへの活用もスムーズです。

3. 直感的なデータ操作
ノーコードで使える操作性を持ち、技術的な背景がないユーザーでも簡単にデータの構造化が行えます。化学用語のリストを活用して、表記のばらつきをAIが自動的に修正する機能も備えています。

β版のリリースとウェビナー情報


ALCHEMISTA Labsは現在β版での提供が始まっており、興味のあるユーザーは公式サイトにお問い合わせいただければ試用が可能です。製品のデモを見られるウェビナーも実施される予定で、7月2日(水)12:00から1時間の予定で開催されます。この機会にぜひ参加して、実際の機能を確認してみてください。

今後の展望


EAGLYSは2025年内に正式版のリリースを予定しています。ALCHEMISTA Labsが提供する機能は、化学業界にとって革新的であり、AI技術によってマテリアルズ・インフォマティクスの進化を牽引することでしょう。これからの動向にも注目です。
ALCHEMISTA Labsのお問い合わせは、こちらからどうぞ。


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会社情報

会社名
EAGLYS 株式会社
住所
東京都渋谷区千駄ヶ谷5-27-3やまとビル7F
電話番号
000-0000-0000

関連リンク

サードペディア百科事典: 東京都 渋谷区 MI EAGLYS ALCHEMISTA Labs

Wiki3: 東京都 渋谷区 MI EAGLYS ALCHEMISTA Labs

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