ライト学童の支援
2020-08-17 13:27:22
地域の宝を守りたい!ライト学童の挑戦と支援の輪
地域の宝を守りたい!ライト学童の挑戦と支援の輪
江東区清澄白河・深川地区に位置するライト学童は、地域の父母や指導員とともに、子どもたちの居場所を提供しようと40年間努力してきました。しかし、近年の新型コロナ感染症の影響により、利用者の減少や運営の困難さが顕在化しています。利用料金の値上げや指導員の収入減少など多くの課題に直面しています。
厳しい現実に立ち向かう地域の力
コロナ禍は多くの家庭に影響を及ぼし、特に学童クラブの運営に困難をもたらしました。リーダーとして父母が運営する学童保育は、その名の通り地域の人々が手を取り合い、子どもたちのために作り上げてきたものです。しかし学校が休校になった際、「学童があって助かっています」という声が多く寄せられるようになった一方、収入面では厳しさが増しました。江東区の補助金もわずか30万円と心もとない状況です。
ライト学童の魅力と取り組み
ライト学童は、魅力的なカリキュラムを誇り、会員の約80%が小学校4年生までやめないという驚異的な数字を持っています。その理由は、愛情豊かでユーモアあふれる指導員による多様な活動です。田植えや潮干狩り、無人島でのキャンプなど、都会ではできない貴重な体験が用意されています。これは単なる遊びにとどまらず、将来を担う子どもたちにとって重要な成長の場となっています。
有名人も応援、クラウドファンディング挑戦
著名人からも多くの応援が集まっています。知名度の高い方々がクラウドファンディングの活動に参加し、地域の宝とも言える学童を守るための支援を提供しています。このクラファンでは、寄付者へのリターンとしてイベントも企画されており、多くの関心を集めています。開始から1週間で目標額の3倍を達成したことは、地域の結束力と強い思いの現れです。
ワーキングプアとしての現実
一方で、学童保育の指導員は「ワーキングプア」と呼ばれるように、働きながらも収入に不安を抱えています。多くの指導員が無資格・パートタイムであり、生活を支えるのが困難な状況です。仕事をしながら地域の支えとなる学童を運営する指導員たちの努力が、子どもたちの未来を築いているのです。
つながりがもたらす幸せ
コミュニティとしてのつながりが、子どもたちや保護者、さらには地域全体の幸福感を高めることが実証されています。クラウドファンディングの成功が、指導員たちの自信を取り戻すきっかけとなり、さらには地域を元気づける結果となっています。理事の押切さんは、「今こそ、一人ひとりの力を合わせてこの困難に挑む時」と語り、冒険教育を通じて、みんなが幸せになる方法を模索し続けています。
「地域の居場所」としての役割を担うライト学童。今後も地域の支援を受けながら、子どもたちに明るい未来を提供できるように努力を続けていきます。私たちができることは、ライト学童への応援の輪を広げていくことではないでしょうか。
会社情報
- 会社名
-
特定非営利活動法人 地域で育つ元気な子
- 住所
- 東京都江東区冬木16-7まこと地域センター1F
- 電話番号
-
03-5620-0693