エクスメディオがISMS認証を取得し医療情報の安全性向上を目指す

株式会社エクスメディオのISMS認証取得に関するお知らせ

株式会社エクスメディオ（本社：東京都渋谷区、代表取締役社長：澤田敬嗣）は、2025年5月8日付で情報セキュリティマネジメントシステム（ISMS）の国際規格「ISO/IEC 27001:2022」および国内規格「JIS Q 27001:2023」を取得したことを正式に発表しました。この取得は、医療情報を扱う企業としての責任を果たし、継続的かつ強固なセキュリティ体制の構築を目指すものです。

ISMS認証取得の背景

現在、エクスメディオが提供するオンライン医局®『ヒポクラ』では、医師会員の間で患者情報を特定できない形で臨床相談が行われており、70,000人以上の医師が活動しています。患者様のプライバシーを挙げるため、情報は慎重に取り扱われ、常に適切な加工処理が施されています。それにもかかわらず、医療情報に携わる企業の一環として、セキュリティのさらなる強化と維持が必要不可欠であると認識しています。この度のISMS認証の取得は、世界基準に沿った情報管理の厳格さを示すものであり、今後も情報の保護に全力で取り組む姿勢を表明しています。

ISMS認証とは

ISMS（Information Security Management System）認証とは、組織が情報セキュリティマネジメントシステムを構築し、その適合性が国際規格のISO27001に準拠していることを、第三者機関によって評価・認証される制度です。この認証を得ることで、組織の情報セキュリティレベルが保証され、信頼性の向上やリスク管理、法令の遵守が強調されます。

3省2ガイドラインへの遵守

エクスメディオでは、厚生労働省、経済産業省、総務省が策定した医療情報を扱うための指針「3省2ガイドライン」に基づき、医療情報の管理と運用体制の強化を図っています。これにより、サービスを提供する中での安全管理を徹底し、ユーザーである医師や提携先企業の信頼を高めてまいります。

認証の登録概要

- 審査登録証：JP25/00000134
- 組織名：株式会社エクスメディオ
- 適用規格：JIS Q 27001:2023（ISO/IEC 27001:2022）
- 対象範囲：医療支援ソフトウェア・ITサービスを利用したネットワークシステムの企画・研究・開発
- 登録日：2025年5月8日
- 有効期限日：2028年5月8日
- 審査登録機関：SGSジャパン株式会社

エクスメディオの事業内容

2014年に設立されたエクスメディオは、医師同士がオンラインで円滑にコミュニケーションを図ることができるサービスを展開してきました。オンライン医局®『ヒポクラ』は、医師会員が時間や場所に捉われずに診断や治療に関する相談ができるプラットフォームとして、ますます多くの医師たちに支持されています。

今後は、希少疾患やがん等の細分化した領域に特化することで、自社サービスのさらなる拡充を図っていく方針を示しています。医療現場の需要に応え、より一層の信頼を築くために、新たな施策を検討し続ける所存です。