彩の国シェイクスピア・シリーズ2nd『マクベス』が発表
埼玉を中心に全国で上演される待望のシェイクスピア作品『マクベス』が、2025年5月からスタートします。演出は前年から続く吉田鋼太郎が務め、新しい解釈でシェイクスピアの魅力を引き出すことが期待されています。特に注目なのは、主人公マクベス役を藤原竜也が演じ、マクベス夫人役には土屋太鳳が配役されています。
メインビジュアルとスポット映像解禁
このたび、メインビジュアルやキャストのソロカット、15秒のスポット映像が公開され、ファンの期待を一層高めています。メインビジュアルでは、藤原竜也、土屋太鳳、吉田鋼太郎を中心に、全キャストが華やかに登場。
名づけられた役割はスコットランドの将軍や贵族の役が揃っており、豪華な舞台に立つことになります。特に、マクベス役の藤原と夫人役の土屋の演技には大きな注目が集まっています。気になる共演者は、河内大和、廣瀬友祐、井上祐貴など多彩な顔ぶれです。
彩の国シェイクスピア・シリーズとは
このシリーズは、1998年にスタートし名監督蜷川幸雄のもとで数々の名作を上演。吉田鋼太郎が芸術監督を引き継ぎ、現在のシリーズではより多くの観客に親しみやすい形でシェイクスピアの作品を提供しようとしています。『マクベス』はその第二弾として、さらなる期待が寄せられています。
前回作との違いは?
前回の『ハムレット』は大変好評でしたが、今回の『マクベス』は異なるアプローチが求められます。シンプルなセットで俳優が際立つ演出が特徴で、シェイクスピアの言葉の力を強調する形で観客を魅了すると予測されます。
チケット情報と一般販売日
埼玉公演は2025年5月8日から25日まで、彩の国さいたま芸術劇場 大ホールにて上演されます。また、チケットの一般販売は2024年2月15日(土)午前10時から開始される予定で、先行予約で人気が集中することが予想されています。
チケット料金は、S席が9,300円、A席が7,500円、B席が5,600円と、さまざまな価格帯が設定されています。さらに、U-25割引も利用できるので、若い観客にも入りやすい設定になっています。
決して見逃せないストーリー
物語は、主人公マクベスが三人の魔女から予言を受け、その大胆な野望によって王位を手にしようとする筋書き。夫人の協力を仰ぎながら進行するさまは、彼らの運命をじわじわと変えていくことになります。悪化する状況の中で、マクベスとその周囲の人々の葛藤が繰り広げられ、観客を深く引き込むこと必至です。
まとめ
『マクベス』は、シェイクスピアの作品の中でも特に深いテーマが描かれています。演技派のキャストたちと吉田鋼太郎の独自の演出が、新しい解釈をもたらすことでしょう。埼玉公演を皮切りに、全国各地での上演が楽しみです。