DJI Power 2000 - パワフルな自由を実現するポータブル電源
2025年6月10日、テクノロジー企業のDJIは、ポータブル電源「DJI Power 2000」を発表しました。これにより、電源の取り扱い方が一新され、さまざまなシーンでの活用が期待されています。本製品の特徴は、わずか85分で80%まで充電できるスピードと、最大22,528Whにまで拡張可能な容量です。家庭のバックアップ電源としての利用から、ドライブ旅行やキャンプ、映像制作まで、使い道は無限大です。
DJIのコーポレート戦略シニアディレクター、Christina Zhang氏は、「ユーザーの多様なエネルギーニーズに応えるためにPowerシリーズの拡充を行った。この新しい製品により、ユーザーは大切な体験や活動に集中できるよう、我々の製品がサポートします」と語ります。これに応じて、多くのユーザーが求める大容量電源が登場したことに期待が寄せられています。
コンパクトながらも強力
DJI Power 2000 のボディはコンパクトな32.6リットルで、2,048Whの大容量を持ちながらも、サイズは40.6cmという驚異的な携帯性を維持しています。これにより、どんな車両やRVにも簡単に収納可能で、家庭内ではあまり目立たないというメリットがあります。前面には操作ボタンやポート、ディスプレイが集約されており、ユーザーに利便性を提供しています。
さらに、最大10台の拡張バッテリーを接続可能で、合計22,528Whという圧倒的な電力を供給します。これにより、停電時の必要電力を安定供給し、通常の家庭用電化製品を99%以上稼働させることが可能です。
充電方法の多様性
このポータブル電源は、利用者のニーズに応じた柔軟な充電方法を提供しています。ACコンセントを利用した高速充電は、0%から80%までわずか85分、フル充電は114分で完了します。出発直前に充電を開始しても、急いで出かける際の安心感をもたらすのです。
また、ソーラーチャージャーを使った充電も可能で、経済的かつ環境に優しい方法として最大1,800Wの太陽光発電を実現。車内での充電、さらにはインテリジェントハイブリッド充電により、ACとDCを組み合わせて効率的に充電できます。これにより、RVキャンプや非常用電源としても大いに活用できるでしょう。
高度な安全性と静音性
DJI Power 2000は超静音動作が特徴で、動作音は30dB未満。これは家庭用冷蔵庫よりも静かで、周囲に配慮した作動が可能です。さらに、リン酸鉄リチウムバッテリーを搭載し、長寿命を実現しています。4,000回のサイクル後も80%の容量を維持し、ユーザーは10年間の使用を見込むことができます。
安全性の面でも、26個の温度センサーが常に放熱を監視し、各モジュールの回路は21個のヒューズによって保護されています。加えて、新たに採用されたサブナノコーティングにより、厳しい環境下でも安心して使用できる設計となっています。
遠隔操作と拡張性
DJI Power 2000は、「DJI Homeアプリ」を介して遠隔で管理することが可能です。リモートでパラメータを調整したり、電力状況をリアルタイムで監視できるため、利便性と効率が高まります。さらに、さまざまなアクセサリーを接続することで、利用の幅が広がり、個々のニーズに応じたカスタマイズが可能となります。
価格と販売情報
製品は、DJIのオンラインストアや認定ストアで151,800円で購入でき、本日より販売が開始されます。詳細は公式ホームページにて確認可能です。
DJIは、「Power 2000」を通じて、電力の取り扱いをより身近に、より安全にし、ユーザーに新たな体験を提供することを期待しています。これにより、家庭やアウトドア活動など、消費者のライフスタイルが大きく変わることでしょう。