京都試作ネットが製造業初のメディア向け展示会に出展

京都試作ネットが挑む新たな一歩

京都試作ネットが、製造業として初めてメディア向けの展示会「コンテンツ東京2015」に出展します。この取り組みは、京都府に位置する機械金属関連の中小企業が集まったグループが、より多くの人々にその存在を知ってもらうための新たな試みです。設立から14年を迎える京都試作ネットは、これまでに6,000件以上の相談実績を持ち、初期の10社から現在では100社を超える企業が参加しています。

展示会の目的

本展示会では、京都試作ネットのメンバー企業が行っている独自のプロジェクトや取り組みを紹介し、ものづくりの魅力をアピールします。彼らは大手企業の下請けに甘んじるのではなく、自立した経営の実現を目指し、互いにマーケティングやイノベーションのノウハウを学び合っています。この活動を通じて、伝統ある京都のものづくり技術や文化を次世代へと引き継ぐ姿勢が、地域の活性化にもつながると考えています。

参加企業の紹介

今回の展示会に参加するメンバー企業の一例として、以下の3社を紹介します。

株式会社クロスエフェクト

クロスエフェクトのウェブサイト
患者個体ごとの心臓モデルを製作するこの企業は、ものづくりを通じて人々の生命を守ることに取り組んでいます。医療分野におけるイノベーションを目指し、技術を駆使した製品開発を行っています。

HILLTOP株式会社

HILLTOPのウェブサイト
この企業は、中小企業ながらも2014年にアメリカ・カリフォルニアに現地法人を設立しました。国際市場での展開を進め、中小企業が単独で海外に進出する先駆者として注目されています。

共進電機株式会社

共進電機のウェブサイト
かつて下請けからスタートしたこの企業は、今や自らブランドを持つメーカーへと成長しています。太陽電池モジュールとセルの世界検査規格へ挑戦するなど、技術革新を重視した経営を展開しています。

これらの企業が展示会で見せる各々の取り組みは、いずれも京都試作ネットの理念を体現したものであり、訪れる人々に新たなビジョンと刺激を与えることでしょう。