気候変動データ活用の第一歩、実践パネルが開催されます
日本の気候変動データ活用シンポジウム
気候変動が全球的な課題として現れる中、国内で初となる「第1回 気候変動関連データの活用と適応に関する実践パネル」が令和7年8月1日に開催されます。このイベントは、企業、金融機関、関係省庁などが集まり、気候関連データの利活用に関する取り組みや、それに伴う課題を議論する場です。
背景と目的
近年、企業において気候関連情報の開示が進む中、気候変動によるリスクや機会を分析し、適切な対策を講じることが求められています。本パネルでは、これを支援するための具体的な事例や課題について、関係者同士で情報を共有し、協働の可能性を探ります。各社がどのように気候変動データを活用し、その中で直面している課題について話し合います。
開催概要
- - 日時：令和7年8月1日、14時00分～17時00分
- - 場所：中央合同庁舎5号館 会議室及びオンライン（YouTubeライブ配信）
- - 主催：環境省、文部科学省、農林水産省、国土交通省、金融庁
プログラム
第一部：話題提供（ライブ配信）
このセッションでは、様々な専門家が登壇し、以下の内容について説明します。
- - 開会挨拶・趣旨説明：環境省
- - 気候変動の将来予測分析のためのシナリオ枠組：国立環境研究所 高橋潔氏
- - 金融機関における気候関連リスクのシナリオ分析：日本銀行 竹山梓氏
- - 農林水産業への気候変動影響の予測：農研機構 長谷川利拡氏
- - シナリオ分析における企業事例紹介：農林中央金庫 川崎元寛氏、キリンホールディングス 横沼徹氏
第二部：気候変動データ活用と適応に関する意見交換（非公開）
第一部で得た知識を元に、参加者が非公開で意見交換を行います。気候変動への具体的な適応策を模索する貴重な機会です。
ライブ配信の詳細
第一部は公開され、YouTubeで視聴可能です。悪化する気候環境に対する知識と対応策を学ぶため、ぜひ視聴をお勧めします。
環境省気候変動科学・適応室ライブ配信チャンネル
お問い合わせ
本イベントに関するお問い合わせは、国土交通省水管理・国土保全局河川計画課まで。電話は03-5253-8111まで。担当は山川さん、杉山さんです。
終わりに
この実践パネルを通じて、気候変動関連データの活用促進を目指し、参加者同士の連携を深めることを期待しています。国内での具体的な取組みを進め、持続可能な未来を目指しましょう。
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