厳冬期の雪山での視界を守る!新登場のSWANSゴーグル
雪山での冒険を楽しむスキーヤーや登山者にとって、冬の厳しい環境での視界確保は非常に重要です。そして、その視界を妨げる大きな要因が「くもり」です。そんな中、山本光学株式会社が新たにリリースするのが、面発熱レンズを搭載した『RACAN-F-XED』です。これは、発売から14年を経て、さらに性能が向上した最新モデルです。
くもりを防ぐ新技術
『RACAN-F-XED』は、昔から愛用されているSWANSのデザインを受け継ぎつつ、最新の技術を搭載しています。くもりの原因となる結露は、内部と外部の温度差によって発生します。厳冬期の雪山では、転倒時にゴーグルに雪が付着したり、体温の上昇による汗が原因で結露が発生し、視界が著しく悪化する危険があります。
この新しいゴーグルは、約50年前に開発された電熱線技術を原型としており、レンズ自体を加熱することで「くもり」や「結露」を物理的に防ぐ仕組みです。このため、強風や暴風雪の中でも視界を保つことができ、安全な滑走や登山を支援します。さらに、ゴーグルが広範に顔を覆うことにより、保温効果や凍傷予防にも寄与しています。
進化した『RACAN-F-XED』の特長
この度発表された新モデルは、パナソニックインダストリーと協力して開発された低抵抗で高透明度のメタルメッシュタイプの透明導電フィルム「FineX」を採用しています。これにより、レンズの発熱効率が大幅に向上しました。
1.
高い透過率と視認性: 新しいレンズは、視覚的な体験を向上させるために設計されています。
2.
倍増した発熱稼働時間: 従来品の2倍以上の発熱時間を実現。これにより、長時間の使用が可能になりました。
3.
目に優しいフレームレス構造: 眼鏡を併用できるフレームレスのデザインも特徴で、快適さと視野の広さを両立させています。
まとめ
SWANSの新しい『RACAN-F-XED』は、2025年10月に発売予定で、スキーや雪山登山だけでなく、雪山パトロールや山岳救助隊、さらには南極やエベレストでの使用実績もある信頼性の高い製品です。これにより、厳しい冬の雪山でも安全に楽しむことができるでしょう。
山本光学は、今後も『Comfortable Safety(快適な安全)』をコンセプトに、新たなアイウェアを提供し続け、アクティブなライフスタイルを支援する製品開発に努めていくとのことです。