環境に優しい新しい包装技術を展示！FOOMA JAPAN 2025の注目ポイント

環境への配慮と効率性を追求した "サーマルトップラップ"

大阪シーリング印刷株式会社が、2025年6月10日から13日にかけて東京ビッグサイトで開催される「FOOMA JAPAN 2025」に出展します。この展示会は、日本の食品製造や加工における最新の機械や資材を紹介し、業界関係者が新しいソリューションを発見する重要な機会となります。

省人化と環境保護の新たな提案

同社の出展製品の中でも特に注目されているのは、環境負荷の少ない包装技術「サーマルトップラップ」です。この技術は、多くの役割を一つに集約した画期的な素材で、化粧ラベル、表示ラベル、封緘を一枚で実現することができます。

この製品では、型抜きをしないため、不要な廃棄物が出ることがありません。また、熱で発色するサーマルタイプのため、印字リボンも不要。つまり、包装後に残るゴミを減らすことが可能です。さらに、サーマルトップ機の実演も行われるため、興味のある方はぜひ現地で体験してみてください。

多彩な出展製品のラインアップ

大阪シーリング印刷のブースでは、「チルピタⓇ」シリーズや「ペーパックⓇ」、さらには「パームヤシックス®ラベル」など、環境に配慮した多様な製品が紹介されます。「チルピタⓇ」は、0℃～10℃の温度帯で管理されたチルド商品に最適なラベルで、一貫した温度管理を実現します。加えて「ペーパックⓇ」は、プラスチックフィルムを使用せず、ヒートシール性を持った水・油に強い紙製の包装資材です。

また、環境に優しい素材を使用した「パームヤシックス®ラベル」も展示されます。このラベルは、パームヤシの実から生成された紙で、100%木質由来の資材として注目されています。

日本酒向けの特別な提案

日本の伝統的な酒文化に合う製品も用意されています。「ちぎり和紙」シリーズは、日本酒のラベルにぴったりの和紙で、耐摩耗性が高く、輸送時の摩擦によるダメージを軽減します。特に金銀振りのラベルは、プレミアム感を引き立てるために特別な贈答品に最適です。

先進的なラベリングシステム

出展では、作業の効率化や省人化を目的としたラベリングシステムも紹介されます。サーマルトップラップ機や新型の各種貼り付け機を用いて、現場での実演を見ることができる機会です。参加者は、最新の技術を直接体験し、導入の参考にすることができます。

様々な成功事例の紹介

展示会では、シール・ラベル、フィルム製品、紙器パッケージにおける成功事例も発表されます。例えば、奈良春日山酒造が手掛けた小容量の日本酒パッケージは、新たな販路の拡大につながった事例として、多くの注目を集めることでしょう。

展示会概要と出展の目的

FOOMA JAPAN 2025は、食品機械工業に関する重要な展示会の一つで、食品の加工・製造に関する最新技術や情報を共有します。大阪シーリング印刷は、環境に優しい製品を紹介し、業界の持続可能な発展に寄与することを目指しています。参加者の皆様には、ぜひこの機会に最新の技術と製品をご覧いただき、今後のビジネスにお役立てください。

参加方法や詳細は公式ウェブサイトをご確認ください。