NTTドコモとデル・テクノロジーズの新たなインフラ戦略が示す未来のビジョン
NTTドコモとデル・テクノロジーズが描く未来のインフラ戦略
日本の通信業界のリーダーである株式会社NTTドコモは、デル・テクノロジーズと手を組み、インフラ最適化へと向かう新たなプロジェクトの実施を発表しました。この取り組みでは、ハイエンドストレージ「Dell PowerMax」、バックアップストレージ「Dell PowerStore」、およびインフラ調達モデル「Dell APEX Subscriptions」といった先進的なテクノロジーが導入され、運用効率の向上と総コストの削減が期待されています。
1. 取り組みの背景と目的
NTTドコモはこれまで、日本国内で安定したネットワークサービスを提供し続けてきました。近年では、通信サービスに加えて、dポイントやd払いといった金融サービスにも力を注いでおり、全てのサービスにおいて高い信頼性と可用性が求められています。このため、ITインフラの最適化が急務となっていました。特に、将来の拡張や変化に柔軟に対応できるシステム環境の構築が欠かせません。
2. 「Dell APEX」とは何か
「Dell APEX」とは、サブスクリプション型で提供されるインフラ調達モデルで、従量課金制により初期投資の障壁を減少させることを目的としています。このモデルを採用することで、NTTドコモは運用コストを抑えつつ、変化する需要に迅速に対応することが可能になります。これが導入の大きな決め手となった背景には、運用負荷の低減を図りつつ、高品質なサービス提供を約束するシステムがあるからです。
3. 導入の効果とコスト削減
導入が決定した「Dell PowerMax」ハイエンドストレージは、業界で最も高い性能を維持しながら、圧縮率は約1:6から1:8に達しました。これにより、ハードウェアの台数を削減し、設置面積と電力消費を大幅に減少させることができました。その結果、コスト削減は目に見える形で実現し、従来と比較して7年間のトータルコストが50%以下に達する見込みです。
さらに、「Dell Managed Services」が導入されたことで、運用管理にかかる工数が約40%削減され、NTTドコモのリソースをより付加価値の高い業務に集中させる環境が整いました。これにより、サービスの可視性や運用チームの効率も大きく向上し、インフラ管理の負担が軽減されています。
4. 未来への展望
このプロジェクトは、NTTドコモが初めて基幹システムでサービス利用型を採用する試みでもあり、今後もさらなる改革を進めていく姿勢が伺えます。デル・テクノロジーズは、NTTドコモのネットワークサービスや金融、決済、さらには新サービスの展開を支援し続ける姿勢を示しています。
コメント
株式会社NTTドコモの情報システム部 プラットフォーム戦略担当の山本幸祐氏は、「新基盤に『PowerMax』を採用したことで、インフラの性能と信頼性、アジリティが高まり、コスト削減も実現しています」とコメント。さらに、デル・テクノロジーズの毛利祐介氏も、「高い性能と効率化を両立したことが大きな成果であり、今後もNTTドコモの品質の高いサービス提供を支援していく」と強調しています。
結論
NTTドコモとデル・テクノロジーズの共同プロジェクトは、通信キャリアの基盤となるインフラの革新を目指しており、今後のビジネス環境における柔軟性と効率性を高めることを目指しています。これにより、顧客により良いサービスが提供されることが期待されています。
会社情報
- 会社名
-
デル・テクノロジーズ株式会社
- 住所
- 東京都千代田区大手町一丁目2番1号Otemachi Oneタワー 17階
- 電話番号
-