手のひらサイズでワクワクを生み出す新照明「PixOrb」の魅力

手のひらサイズの新しい光の体験 - PixOrb

2025年7月、アブストラクトエンジンが開発した「PixOrb」が登場します。この手のひらサイズのフルカラーLED球体照明は、空間ごとに多彩な光を演出し、従来の照明とは一線を画する新たな体験を提供します。

「PixOrb」は直径100mmで、80個の個別制御可能なフルカラーLEDを搭載しており、全天球的に異なる模様を描き出すことができます。光の品質を向上させるために独自設計された乳白色のシェードが、LEDの粒感を抑えつつ高い照度を実現。これにより、きらめきのある光と柔らかいバックプロジェクションのような特徴を兼ね備えています。

柔軟な使い方と新しい光の演出

この照明は、床面への設置、天井からの吊り下げ、さらにはステッキ形状として持ち運ぶこともできます。球体の形状を活用した演出パターンにより、空間に新たな表情が生まれます。また、日常的な空間から公共施設、商業施設、そしてイベントや舞台作品まで、幅広い分野での作品制作が可能です。

「PixOrb」を開発したアブストラクトエンジンは、さまざまな専門家が集まるクリエイティブチームです。テクノロジーとアートを融合し、スペキュラティブなビジョンを持ちながら、社会に新たな刺激を与えています。今回のプロジェクトは、その理念を具現化した製品となっています。

技術と美の融合

この製品の魅力の一つは、照明としての機能に留まらず、アートとしての美しさも兼ね備えていることです。PixOrbは「新たな最小単位」の照明装置として、まるで三次元アニメーションを描いているかのような表現を実現しました。これまでの照明装置は主に二次元的な配置に基づいていましたが、PixOrbは三次元的な灯具の配置を最大限に活かし、新しい視覚経験を提供します。

SHIBUYA SKYでの初導入

「PixOrb」は、渋谷上空229mに位置する展望施設「SHIBUYA SKY」の新しい環境演出として、常設の設備「NEBULA」として導入されることが決定しました。310台の「NEBULA」が空間を彩り、訪れる人々に視覚的な驚きを与えることでしょう。

お披露目イベント「INNER NEBULAS」は2025年7月16日から9月5日まで開催され、特別な照明演出が体験できる機会になっています。SHIBUYA SKYの入場チケットを持つ方は、どなたでも参加可能です。間近で新たな光のアートを体感できるチャンスをお見逃しなく。