ITフリーランス支援機構、フリーランス協会と提携して未来を拓く

ITフリーランス支援機構、フリーランス協会との提携を発表

2021年4月に設立された「一般社団法人 ITフリーランス支援機構」が、このたび「フリーランス協会」との協力会員としての加盟を発表しました。この提携により、両団体は日本のITフリーランスがより良い環境で働けるよう、さらなる取り組みを進めていくことを確認しました。

ITフリーランス支援機構は、業界の健全化と持続可能な発展を目指し、ITフリーランス、彼らを支えるエージェント企業、さらには行政機関などと密接に連携しながら、フリーランスの働き方が一般化することを目指しています。一方、フリーランス協会は2017年に設立され、「誰もが自律的なキャリアを築ける世の中へ」という理念のもと、多岐にわたるサービスを提供しています。

この提携に際し、ITフリーランス支援機構の代表理事、高山典久氏は「フリーランスやパラレルワーカーが活躍できる環境作りにおいて、フリーランス協会との提携を大変心強く感じています。業界の健全化とITフリーランスという選択が一般的になるよう、連携を強化していきたい」とコメントしています。これにより、両団体は今後も多様な働き方を促進するための活動を展開していくことになります。

フリーランス協会の代表理事、平田麻莉氏は「ITフリーランス支援機構の設立を心よりお祝い申し上げます。ITエンジニアは特にフリーランスとしての働き方が進んでおり、業界の基盤をより強固にするために安心して働ける環境の整備が必要です」と述べ、ITフリーランス支援機構との連携に期待を寄せています。

フリーランス協会は、年会費1万円で賠償責任補償や所得補償制度を始めとした多様な福利厚生を提供しており、会員に支持されるインフラとコミュニティの役割を果たしています。フリーランス版イエローページ「フリーランスDB」や実態調査、政策提言、様々なイベントも企画されていて、数多くのフリーランスが利用しています。2021年6月1日現在、フォロワー数49,890人、一般会員数7,538人、賛助企業225社を有しています。

企業や団体が協力し合うことで、今後のフリーランス市場がいかに拡大していくのか、多様な働き方の実現に向けた進展が期待されます。