タロットの美術史完結
2024-07-31 21:58:20

占星術研究家・鏡リュウジが贈る『タロットの美術史』完結の魅力とは

鏡リュウジが紡ぐタロットの美術史、その完結



占星術研究家で翻訳家の鏡リュウジ氏が手掛けた一大プロジェクト「タロットの美術史」がついに完結を迎えました。株式会社創元社から2024年7月24日に発売予定の最終巻により、全12巻がそろい踏みとなります。タロットに関心を持つ人々に広く受け入れられてきたこのシリーズの魅力とは、いったいどのようなものでしょうか。

『タロットの美術史』とは?


このシリーズは、15世紀にイタリアで誕生したタロットをテーマにしています。タロットは占いだけでなく、ゲームや漫画など、さまざまな文化で親しまれる存在です。しかし、その魅力は表面的な利用方法にとどまらず、数百年の歴史を有し、西洋絵画とも深い関連性があることからも影響を受けています。

鏡リュウジ氏は、全12巻のうち各巻で大アルカナを2枚ずつ詳細に解説し、豊富な図像を通じてタロットの背後にある歴史や文化について深く掘り下げています。タロットの美術史を知ることで始めて、現代のタロットへの理解がより深まることでしょう。

各巻の見どころ


このシリーズは、ただの解説書ではありません。各巻には以下のような特色があります:

  • - 大アルカナを2枚1冊で解説:各巻は読みやすく、大アルカナの特徴やその背後にある意味を掘り下げています。
  • - 1巻あたり約40枚のタロットカードを収録:多様な図像を紹介することで、視覚的にも楽しませてくれます。
  • - 豪華ゲスト執筆陣:各巻の巻末には、著名な占星術師やアーティストたちによる特別寄稿が掲載され、様々な視点からタロットを楽しませてくれます。

例えば、夢然堂や千田歌秋、石井ゆかりなどの寄稿があり、タロットに対するそれぞれの専門的な視点や解釈を共有しています。これにより、読者は多面的なアプローチを楽しむことができるのです。

完結巻の内容


2024年7月の新刊には、「月・太陽」「審判・世界」「小アルカナ」といった興味深いテーマが特集される予定です。そして、既刊の巻も含め、全ての巻がそれぞれのタロットカードの象徴性を探り、その背後にある文化を解き明かしています。

特典情報


『タロットの美術史』全12巻セットを購入した方には、特製ケース「アルカナの函」での提供があるほか、特別対談動画も視聴することができる特典も用意されています。これを機に、新たな視点からタロットを楽しむチャンスをお見逃しなく。

著者、鏡リュウジのプロファイル


鏡リュウジ氏は、1968年に京都府で生まれ、国際基督教大学を卒業後、比較文化の修士課程を修了しました。日本トランスパーソナル学会の理事を務めるなど、非常に多才です。彼の著書や翻訳書、そして連載にわたる豊富な活動はタロットの普及に多大な貢献をしています。

創元社について


創元社は118年の歴史を持つ出版社で、大阪を拠点とし、多様な書籍を手掛けています。タロットに特化した書籍も数多く出版しており、気軽に楽しめる文化の発信を行っています。

この機会にぜひ、『タロットの美術史』シリーズを手に取り、その深い世界を探求してみてはいかがでしょうか。


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会社情報

会社名
株式会社創元社
住所
大阪市 中央区淡路町4-3-6
電話番号
06-6231-9010

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