バイオ燃料を活用した丸紅ロジスティクスの新たな挑戦
丸紅ロジスティクス株式会社(本社:東京都千代田区)は、株式会社ユーグレナ、丸紅エネルギー株式会社、篠崎運輸株式会社との共同プロジェクトを通じて、2026年7月1日からバイオ燃料を活用したペットフード製品の拠点間輸送を開始します。この取り組みでは、バイオ燃料「サステオ51」を使用し、CO2排出量を従来の軽油使用時と比較して約35%削減できると見込まれています。
1. 取り組みの背景と目的
近年、環境への配慮が求められる中、企業はサプライチェーン全体での温室効果ガス削減を進める義務があります。その中でも、物流オペレーションにおける環境への負荷低減は、丸紅ロジスティクスにとって重要な課題の一つです。この取り組みでは、ペット商材を扱う物流センターでの輸送に、新たにバイオ燃料を導入することで、環境負荷の軽減と安定したサービスを両立させることを目指しています。
2. 取り組み概要
このプロジェクトでは、ユーグレナが供給する混合バイオ燃料「サステオ51(HVO51%)」を使用します。具体的な運用スキームは以下の通りです:
- - 燃料調達:ユーグレナが供給したバイオ燃料「サステオ51」を、丸紅エネルギーが調達。篠崎運輸が運営する岩槻営業所に供給されます。
- - 輸送オペレーション:篠崎運輸は「サステオ51」を用いた専用トラック(10トン車)を運用し、茨城県坂東市と猿島郡境町を結ぶ拠点間輸送を行います。この専用車両は、このプロジェクト専用に設計されています。
3. CO2排出削減効果の期待
この取り組みにより、特定ルートでのCO2排出量は軽油のみを使用した場合と比較して、約35%の削減が期待されています。具体的には、当該車両1台あたり、月間で約3.7トン、年間で約44トンのCO2排出を削減する見込みです。この削減効果は、使用燃料や走行距離、積載条件などに基づいて算出されています。
4. 未来に向けた展望
丸紅ロジスティクスは、今回のプロジェクトで得られた知見を基に、顧客との連携を深め、バイオ燃料の適用範囲を拡大する方針です。他の拠点やルートへの展開も視野に入れ、輸送効率の向上と環境負荷の低減を両立したソリューションを提供し続けます。加えて、サプライチェーン全体の脱炭素化に向けて積極的に貢献していく考えです。
この新たな挑戦は、持続可能な未来を目指す企業のモデルケースとなることでしょう。