日本最大のピアノコンクール、2年ぶりに開催決定！新たな取り組みも注目

ピティナ・ピアノコンペティションが帰ってきた！

日本最大のピアノコンクール「ピティナ・ピアノコンペティション」が、2年ぶりに開催されることが決定しました。このコンクールは、幼児から専門家を目指す学習者、またアマチュアのピアノ愛好者まで、毎年のべ45,000組が参加する注目のイベントです。

コロナウイルスの影響で、2020年度は多くの競技が中止となりましたが、今年は各地で徹底した防疫対策を施し、270以上の地区で予選と本選を実地開催することになりました。全国大会は8月に東京で行われる予定です。

課題曲チャレンジの継続

さらに、2020年度に導入された新しい取り組みとして「課題曲チャレンジ」があります。このプログラムは、参加者が動画を提出して演奏を競うもので、今年も引き続き開催される予定です。選定された課題曲を通じて、多くのピアノ学習者が新たな技術を学ぶ機会を得られるでしょう。

ピティナ・ピアノコンペティションとは

このコンクールの目的は、主に以下の4つに分類されます。
1. ピアノ学習者や指導者の目標設定
2. 国際的な指導法の研究
3. 優れた音楽の才能の発見と育成
4. 地域間の音楽教育の格差の解消

これを踏まえて、ピティナは参加者が豊かな音楽体験を得られるよう、さまざまなプログラムを用意しています。全国の楽器店や音楽団体と連携し、参加者の学習効果を高めるための多面的なサポートも行っています。

開催スケジュール

- コンペティション

エントリー受付: 2023年4月1日～6月7日
実施期間:
- 地区予選: 2023年5月16日～7月26日
- 地区本選: 2023年7月17日～8月10日
- 全国大会: 2023年8月15日～8月19日

- 課題曲チャレンジ

エントリー受付: 2023年4月1日～7月21日
実施期間:
- 動画提出: 2023年5月1日～8月2日

参加対象者

このコンクールは、学生からプロのピアニストを目指す方々まで、幅広い層の参加を受け入れています。また、参加者は年々増え続けており、その背景にはピアノ学習の重要性や楽しさが広がっていることがうかがえます。音楽は国境を越えて人々を結びつける力がありますから、誰もが参加できる場を提供することが理想的です。

ピティナについて

一般社団法人全日本ピアノ指導者協会、通称「ピティナ」は、1966年に設立され、全国へ約17,000人の会員を有し、620箇所の拠点を持っています。本部事務局は東京都豊島区に位置し、福田成康専務理事が代表を務めています。ピティナの活動を通じて、多くのピアノ学習者がお互いに学び合い、高め合う場が提供されているのです。

ピティナ・ピアノコンペティションは、単なる競技ではなく、音楽を愛する全ての人にとって素晴らしい学びの機会を提供する場なのです。

詳細は公式サイトをご覧ください：ピティナ・ピアノコンペティション公式サイト