株式会社ゼンアーキテクツ(本社: 東京都港区)は、近年のテクノロジーの進化を背景に、2025年 Microsoft Partner of the Year Awardsにおいて「Country Partner of the Year Award(Japan)」の受賞が決定しました。この賞は、Microsoft Corporation が毎年開催し、優れたパートナーが世界中から選出されるものです。加えて、ゼンアーキテクツは「Mobility Partner of the Year」のファイナリストに選ばれるという栄誉も手にしました。
この発表は、2025年11月18日から21日までアメリカ・サンフランシスコで開催されるMicrosoft Igniteに先立ち、Microsoft Partner Blogにて公表されました。受賞企業やファイナリストの詳細は公式ウェブサイトにて確認できます。
ゼンアーキテクツの評価ポイントは、Azure AIを活用したマルチエージェント・ソリューションの開発にあります。この技術は、自動車業界をはじめとした製造業の設計・開発プロセスの改善を実現し、AIによる共同思考を促進する「O-Beya」アーキテクチャを展開しています。この取り組みにより、人間の創造性を伸ばす新しい労働スタイルが生まれています。
ゼンアーキテクツの代表、三宅和之氏は、「Microsoft Azureのテクノロジーを駆使したマルチエージェント・ソリューションを通じ、製造業の設計・開発プロセスの根本的な改革を実現できたことを誇りに思います。この受賞は、AIとクラウドの可能性を共に探求してきたチーム全員の努力の成果です」と述べています。
また、日本マイクロソフト株式会社のコメントも注目されます。同社は、「貴社がCountry Partner of the Year Award(Japan)に選ばれたことをお祝い申し上げます。Azure AIを活用したマルチエージェント技術によって、真の生産性向上と価値の創造が実現されていることを誇りに思います」とのメッセージを寄せています。
株式会社ゼンアーキテクツは、2003年に設立されて以来、PaaSやServerless技術に特化したクラウドアプリケーションの導入支援を行ってきました。特に、Azure OpenAI Serviceの登場以降は、生成AIとMicrosoft Azureの技術を組み合わせたソリューションの開発に注力してきており、業界でも高く評価されています。
同社の公式サイトやZEN Dev Cloudのサービスサイトでもその取り組みが紹介されており、今後ますますの活躍が期待されます。
この受賞は、ゼンアーキテクツにとって一つの通過点に過ぎず、さらなる成長のためのステップとなることでしょう。今後もAI技術がもたらす新たな可能性に期待が寄せられています。