古民家で楽しむ三浦半島の非日常体験、旅宿「三崎宿」の魅力とは

三浦半島の新たな隠れ宿、旅宿「三崎宿」

神奈川県の三浦半島、多くの自然と豊かな海に囲まれたこの地に、歴史を感じさせる新しい旅宿「三崎宿」が誕生しました。江戸時代から続く古民家や蔵造りの建物が新たな価値を持ち、観光地として更に成長しようとしています。これは、三浦市が地域資源を活かした観光コンテンツの開発に向けた取り組みの一環として、様々な企業と連携したプロジェクトの成果です。

古民家の風情を残す三棟の客室

三崎宿では、三つの独自の客室棟が用意されています。一棟貸しの「江戸の蔵宿」は、三崎で最も古いとされる漁業商家を利用したもの。元々は江戸時代に建てられた蔵で、ツインベッドルーム3室を持ち、最大8名まで宿泊可能です。この宿では、歴史に思いを馳せながらの旅を楽しむことができます。

次に紹介するのは、古民家の旅宿。一度は金物屋として賑わったこの建物は、店舗部分がリビングルーム、母屋部分がベッドルームとして利用され、最大6名まで宿泊が可能です。この宿は、今後リニューアルが予定されており、更に魅力的な宿へと進化することでしょう。

最後は、酒宿山田屋。三崎港の玄関口に位置する老舗酒屋で、母屋の二階を改装したもので、最大4名まで宿泊可能です。地元の酒を堪能しながらのひとときを楽しむことができるでしょう。

フロント・コンシェルジュ棟の役割

三崎宿の一階には酒宿山田屋のフロントがあり、チェックインはここで行います。また、旅行者にとって便利な町の案内所としても機能し、宵のお酒を吟味しつつ旅の楽しみをサポートしてくれます。これにより、宿泊者はより良い旅行体験を得ることができます。

施設の概要とアクセス情報

旅宿「三崎宿」は、夏には別棟の旅館棟が追加オープン予定で、全体で宿泊定員は18名です。
住所は、神奈川県三浦市三崎4-8-10。三崎口駅からは車で約10分、バスでもアクセス可能と利便性も抜群です。
宿泊の予約は専用のウェブサイトから可能で、訪問者は手軽に宿泊プランを利用できます。

観光資源を活かした取り組み

この「三崎宿」の開業は、地域資源を活かした観光活性化プロジェクトの一環として、2021年に三浦市と多くの企業によって締結された連携協定によって進められています。三浦半島の魅力を再発見し、訪れる人々に新たな体験を提供するために継続的な努力が続いています。三崎宿での滞在を通じて、歴史と文化を感じながら特別な時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

この旅宿で、皆さんは昔の趣や風情が満ちた空間で、非日常を体験できること間違いなしです。