クオンタムリープ・グループがInterparkTripleと提携契約を締結し新たな旅行・エンターテインメント事業へ

クオンタムリープ・グループとInterparkTripleの提携

2023年、クオンタムリープ株式会社（本社：東京都港区）は、同社のグループ会社であるクオンタムリープ・コリア株式会社と、韓国の著名な旅行・エンターテインメント企業であるInterparkTriple株式会社と業務提携に関する基本合意契約を結んだことを発表しました。この提携は、日本市場での旅行およびエンターテインメント事業の強化を目的としており、特に地方の振興に焦点を当てています。

提携契約の背景

InterparkTripleは、日韓間の旅行市場において大きなプレゼンスを持つ企業であり、特に2023年には1000万人以上の韓国人旅行者が日本を訪れると予想されています。このような背景の中、クオンタムリープ・グループは、企業のネットワークを駆使して日本企業との提携を進め、より深い事業展開を図る狙いがあります。この提携は、単なるインバウンド誘客だけでなく、日本の魅力を地方に広げることを目指しています。

地域の魅力を最大限に発信

クオンタムリープ・グループは、地方の観光資源を活用し、オーバーツーリズムなどの課題に対処する事業の構築を進めています。国内外の観光客が訪れる際に、地方が主役となるような魅力的なサービスの提供を目指しています。この視点から、地域の人々のためになるような事業を設計し、実行することを計画しています。

双方の代表者の期待

InterparkTripleのEVP、Jun Shin氏は「日本は韓国のOTAにとって最大のアウトバウンド旅行市場であり、この提携により日本での事業を迅速に立ち上げたい」との意向を示しました。また、クオンタムリープ株式会社の中村智広代表取締役社長も「InterparkTripleは日韓の架け橋となる企業であり、地方の資産を活かした事業を展開していきたい」と述べています。これにより、韓国と日本双方にとって有益な関係が築かれることが期待されています。

それぞれの企業について

InterparkTripleは、旅行およびエンターテイメント関連のプラットフォームを展開する企業で、そのビジョンとして「世界をよりエキサイティングにすること」を掲げています。同社は、旅行とエンターテイメントを通じてシームレスで新しい体験を提供することに力を入れています。
一方、クオンタムリープ株式会社は2006年に設立され、スタートアップや中小企業の支援に特化した投資・コンサルティング事業を展開しています。アジア市場での成長を目指し、差別化された技術やオペレーションを持つ企業との提携を進めています。