成田国際空港に「KAI CUTLERY STORE」オープン
成田国際空港は、日本の玄関口として飛行機を利用する多くの方々にとって、魅力的なショッピングスポットです。2024年10月23日、グローバル刃物メーカーの貝印株式会社が、成田空港に「KAI CUTLERY STORE」を開店します。この新しいショップは、訪れる海外の旅行者に向けて、日本の伝統的な刃物文化を体験する場を提供します。
店舗は、成田空港第1ターミナルの4階エアポートモールに位置し、出国手続き前のエリアに設置されます。これにより、空港を利用する旅行者が気軽に立ち寄ることができ、貝印の製品を見て触れることができる機会が増えます。
特徴的な商品ラインナップ
「KAI CUTLERY STORE」では、貝印が誇る人気ブランド「旬」や「関孫六」の包丁を中心に、まな板や調理小物、ツメキリなど、多彩な商品が取り揃えられています。これらの商品は、日本の包丁作りの伝統と技術が生きており、特に海外のお客様からの支持が厚いことが特徴です。
旬(SHUN)について
「旬」は2000年から欧米向けに製品を展開し、2022年には出荷本数が1,000万丁を突破しました。現在、60カ国以上で販売されているこのブランドは、有名シェフや料理研究家から一般の家庭料理を楽しむプレイヤーまで、幅広い層に支持されています。「旬」の商品群は、多くの場合、アメリカでの展開が盛んで、これに支えられた海外売上は全体の約9割を占めています。
関孫六について
「関孫六」という名は、27代目刀匠の金子孫六氏に由来し、岐阜県関市の刃物作りの伝統を反映しています。美濃国の関で生まれた多くの刀鍛冶の技術は、現在も「関孫六」に受け継がれており、その切れ味は現代の料理人にも愛用されています。昔からの鍛造技術と美しいデザインを融合させ、優れた機能を持つ包丁が多数展開されています。
貝印の歴史と成り立ち
貝印株式会社は、1908年に岐阜県関市で創業しました。以来、刃物を中心に幅広い製品群を展開しており、カミソリやメンズグルーミング用品、調理器具、さらには医療用の刃物など、日常生活に密着したアイテムを提供しています。商品の企画、開発から製造、販売、物流まで、一貫して行うことで、品質の高い商品を消費者に届け続けています。
店舗概要
- - オープン日: 2024年10月23日(水)
- - 営業時間: 8時〜21時
- - 出店場所: 第1ターミナル 4Fエアポートモール
- - 取扱商品: 包丁(旬・関孫六)、まな板、ツメキリ
成田国際空港をご利用の際には、是非「KAI CUTLERY STORE」に立ち寄り、日本の刃物文化を体感してみてください。