英語が話せない経営者がミャンマーの未来を共に築く挑戦

日本企業が挑むミャンマーの未来

日本の中小企業経営者が英語を話さない中で、ミャンマーの若者たちとの挑戦を展開しています。この度、ヤンゴン工科大学で開催されたジョブフェアは、約700名の学生が参加し、多くの日本企業と出会う場となりました。このイベントは、「IKUSEI」プログラムに参加する学生が主体となって企画・運営に関与する形で行われました。

ジョブフェアの成果

参加した日本企業は、ミャンマーの学生たちとの採用に関する議論を積極的に進め、今後の具体的な手続きを進めることになりました。来年には、ミャンマー最高の大学として名高いヤンゴン大学の創立100周年を記念した新たなジョブフェアも予定されています。このような取り組みを通じて、日本企業とミャンマーの若者たちとの新しい関係を築き、持続的な成長を目指しています。

「IKUSEI」プログラムの理念

「IKUSEI」プログラムのテーマは「For The Youths By The Youths」。これは、ミャンマーの未来を担う若者たちが主体となり、彼らの声を反映させた価値を提供することを目的としたものです。英語が得意でない日本の中小企業経営者たちが、現地の若者たちと共に成長していく姿勢が強調されています。

企業の理念と挑戦

株式会社KRMコーポレーションの代表取締役、谷真孝氏は、「やさしくあるために強くあれ」という経営理念を掲げ、物事の本質を解決する「発想」と「行動」で常識に挑戦しています。同社は架空送電線工事や経営コンサルティング、建設機械の開発、人材育成事業などを行っており、ミャンマーにおいても特に人材育成に力を入れています。