影問題を解消し発電効率を向上させる新製品「GBP-OPT PRO-800」の登場

太陽光発電の分野において、発電効率を最大限に引き出すためには、さまざまな外的要因に対応する必要があります。特に、影やほこり、汚れなどがPVモジュールに影響を与えると、発電量が大きく減少してしまいます。これが原因でストリング全体の出力が低下することが、発電所の効率の大きな課題となっています。この点に着目し、GBPが開発したのが新型PVオプティマイザー「GBP-OPT PRO-800」です。

「GBP-OPT PRO-800」は、モジュールごとに最大電力点を追うMPPT（Maximum Power Point Tracking）技術を活用し、発電の最適化を図ります。具体的には、電流が少ない場合には電圧を増加させ、多い場合には減少させることで、自動的に制御します。これにより、影や汚れによって発電量が局所的に低下しても、他のモジュールには影響を及ぼさないため、発電所全体の生産量が維持されるのです。

さらに、GBP-OPT PRO-800の特長は、発電の向上だけに留まりません。モジュールレベルのMPPT制御は、直列接続されたPVモジュールの発電力を5%から30%まで向上させることが可能です。このおかげで、発電所の年間発電量は大幅に増加し、投資の回収も早まります。

この製品は、800WまでのPVモジュールに対応しており、多くのパワーコンディショナーシステムと組み合わせて使用できます。新しい発電所だけでなく、既存の施設に対してもリパワリングや改修が可能で、幅広い適応性を持っています。

また、GBP-OPT PRO-800は軽量で小型です。そのサイズは103mm x 21.3mm x 105.3mm、重さはわずか0.65kgです。設置も簡便で、最短1分での施工が可能です。このため、工事中の発電損失を最小限に抑えつつ、発電性能を向上させることが期待されます。もし取り付けに不安があれば、GBPの専門チームが現場でのサポートを提供します。

さらに、この製品には最大25年間の延長保証が特徴として追加できます。標準の12年保証に加え、この長期保証により、発電性能が安定していることが期待できるため、運用コストの見通しも立てやすくなります。

「GBP-OPT PRO-800」は、以下のような状況で特に威力を発揮します。隣接する建物や木々、看板による影の問題を抱えている発電所や、日本特有の屋根形状で効率的なスペース利用を望んでいる場合、さらには局部の汚れやパネルの劣化が気になる場合でも、そのニーズに応えることができるのです。

実際、欧米市場では、PVオプティマイザーの使用が標準化しつつあり、GBPはその技術力を基にして新製品を開発しました。今後、GBP-OPT PRO-800は太陽光発電所の発電力を最大化するための重要なパートナーとなるでしょう。興味を持たれた方、ぜひGBPの公式サイトから問い合わせてみてください。