伊豆で誕生した新ブランデー『伊豆陽雫 HINA』
中伊豆ワイナリー シャトーT.S(静岡県伊豆市)では、新しいブランデー『伊豆陽雫 HINA』の誕生を発表しました。このブランデーは、2024年に収穫した国内交配種のぶどう「信濃リースリング」を使用し、ペルーの伝統的なピスコ製法から着想を得て製造されています。このプロジェクトは、中伊豆ワイナリーにとって初となる試みであり、日本国内では新たな蒸留酒の楽しみ方を提案しています。
ペルーのピスコ製法を模した新たな蒸留技術
中伊豆ワイナリーはこれまで、イタリアの「グラッパ」に基づく蒸留酒の製造経験を持っていました。しかし、今回の『伊豆陽雫 HINA』は特に南米のピスコにインスパイアされ、ミクソロジストとのコラボレーションにより、ペルーの製法に近い形で作られています。
ピスコは16世紀からペルーで作られている蒸留酒で、ぶどう果汁を原料としています。香り高く、スムーズな口当たりが特徴です。中伊豆ワイナリーは、このブランデーの開発において、特に香りの質にこだわり、信濃リースリングの豊かなアロマを最大限に引き立てる製法が採用されています。
新たな挑戦の始まり
このプロジェクトが実現したきっかけは、一人の南米出身のミクソロジストとの出会いにありました。彼女は、2020年からピスコの研究に没頭し、「日本の大地から生まれたぶどうでピスコを作りたい」との強い意志のもと、製法を模索し続けてきました。彼女の情熱が生産者たちの心を動かし、伊豆の自然素材と結びついた新しいブランデーが生まれることとなったのです。
『伊豆陽雫 HINA』の魅力
使用されるぶどう「信濃リースリング」は、甘さと酸味のバランスがとれた品種です。このぶどうは、自社農園で栽培されており、自然発酵させた後、果皮や種を含んだまま蒸留されます。こうすることで、ぶどう本来の風味が引き出され、数ヶ月間の貯蔵を経て完成します。
また、商品のラベルには、伊豆の風景と南米大陸の形状がモチーフとなった原画があしらわれており、ビジュアルにも独自性があります。これは、中伊豆ワイナリーのスタッフによる作品です。
お披露目イベントの開催
『伊豆陽雫 HINA』を記念し、 渋谷にあるピスコ専門のミクソロジーバー【alKmista by PATINASTELLA】で「第一回 伊豆ワイン試飲会」が2026年1月29日に開催されます。イベントでは、醸造酒と蒸留酒のペアリングを体験できる特別な機会が提供され、さらにはミクソロジストとのクロストークも楽しめます。
ブランデーの製造過程を知ることができるこのイベントは、新たな味わい、魅力を体感する絶好の機会です。また、参加費は3,000円(税込)で、テイスティングには『伊豆陽雫 HINA』を含む様々なワインが用意されます。
特別セットの販売
さらに、『伊豆陽雫 HINA』の誕生を祝し、特別なバレンタインデーセットが限定36セットでオンラインショップにて販売されます。このセットには、信濃リースリングと共に、ぶどうの木片が付属されており、ギフトとしてだけでなく、日常のインテリアとしても楽しめる特別な商品です。
中伊豆ワイナリーの未来
中伊豆ワイナリーは、今後も地域の特産品を活かし、新たな商品開発に挑戦し続けます。伊豆の自然と人々の思いが詰まった『伊豆陽雫 HINA』は、これからの日本のブランデーの可能性を広げる一歩となることでしょう。ぜひ、その味わいを楽しんでみてください。