ターキッシュカーゴが「カーゴ・エアライン・オブ・ザ・イヤー」に輝く

ターキッシュカーゴが「カーゴ・エアライン・オブ・ザ・イヤー」を受賞

ターキッシュカーゴは、この度「2025年ワールド・エア・カーゴ・アワード」において、最も権威ある賞の一つである「カーゴ・エアライン・オブ・ザ・イヤー – グローバル」を獲得しました。この賞は、業界の物流および航空貨物専門家が集まる「エア・カーゴ・ヨーロッパ」のイベントの一環として行われ、2025年6月3日にドイツのミュンヘンにて授賞式が行われました。この式典は、まさに航空貨物業界の「オスカー」とも評価されています。

ターキッシュカーゴは、業界のプロフェッショナルからの投票や独立した審査員の評価に基づいて、この名誉ある賞を受賞しました。その背景には、運航実績、顧客満足度、デジタルイノベーション、そしてグローバルネットワークの拡大など、多岐にわたる要素があげられます。これにより、同社の業界における優れた業績がしっかりと評価された形となりました。

運航の強みとイノベーション

受賞にあたり、ターキッシュエアラインズの最高貨物責任者（CCO）アリ・トゥルク氏は「カーゴ・エアライン・オブ・ザ・イヤーとして認められたことを誇りに思う」と述べ、運航の強さや技術的なインフラの整備、持続可能なサービス提供への取り組みを強調しました。彼は、チームの一体感と責任感がこの成果に繋がったとし、全従業員や業界関係者に対する感謝の気持ちも表明しています。

ターキッシュカーゴは、世界134カ国に370以上の目的地を持ち、そのうち111カ所は貨物専用のルートです。通常の旅客機も貨物機も保有し、合計484機の運航を行っています。

次世代の貨物ハブ

また、ターキッシュカーゴは次世代の貨物ハブとして位置づけられるSMARTISTや、先進的なデジタルシステムを導入しています。これにより、顧客へのサービス向上を図りながら、世界の航空貨物輸送における新たな基準を設けることを目指しています。物流業界において重要な役割を果たすターキッシュカーゴは、運航の卓越性と持続可能性を兼ね備えたイノベーションを通じて、未来の発展に貢献する姿勢を貫いています。