京都リサーチパークにATOMicaがコミュニティマネージャーを常駐
株式会社ATOMicaが、入居企業数510社を超える京都リサーチパーク(KRP)にて、コミュニティマネージャーを2025年3月より常駐させることを発表しました。これにより、KRP地区内の交流促進やイノベーション創出が期待されています。
KRP地区の概要
京都リサーチパークは、京都府と京都市の産業支援機関が集約された新しい産業創出の拠点です。設立以来、入居企業が増加し、現在では6,000人以上が働く一大経済圏を形成しています。ATOMicaのコミュニティマネージャーは、この多様な環境での交流を通じて新たなアイデアやビジネスチャンスを引き出す役割を果たします。
コミュニティマネージャーの役割
ATOMicaのコミュニティマネージャーは、KRP地区の入居者同士をつなげる活動を行い、企業間でのコラボレーションを支援します。具体的には、地域内でのイベント企画や、入居者のニーズに応じた情報提供などが含まれます。これまでのノウハウを活かし、KRP内での交流を促進し、潜在的なイノベーションを引き出します。
具体的な支援内容
ATOMicaにおける具体的な支援内容には、以下のような施策が含まれます:
1.
コミュニティ活性化の施策
KRP地区のイベントスペースである「たまり場」に毎日常駐し、入居者同士の会話を通じて悩みを解消し、交流を促します。
2.
イベントの企画運営
入居企業同士の交流を深めるためのイベントを計画し、実施します。ATOMicaならではの新しいアイデアを取り入れたイベントで、KRPが主催するナイトイベントとも連携します。
3.
地区内PR活動
地域の魅力を引き出すための掲示物の作成やPR活動を行います。季節ごとに変化する装飾を施し、コミュニティの活性化を図ります。
経営者のコメント
京都リサーチパーク株式会社の門脇社長は、この取り組みが35周年を迎える同社にとって重要な意義を持つと述べ、ATOMicaのビジョンに賛同していることを強調しました。一方、ATOMicaの南原社長は、KRPに新たなイノベーションの種を sowing(播く)するこの挑戦に対し、強い期待感を抱いていると語っています。
ATOMicaについて
ATOMicaは、ソーシャルコワーキング事業を展開している企業で、コワーキングスペースの運営だけでなく、地域の活性化をサポートする活動に注力しています。全国での運営拠点は40以上に達し、企業や自治体との連携を深めながら、持続可能なコミュニティづくりを目指しています。
まとめ
ATOMicaの京都リサーチパークへのコミュニティマネージャー常駐は、入居企業の交流を促進し、新たなイノベーションの創出を加速させる一手です。今後、KRP地区の成長と共に、地域全体の活性化へとつながることが期待されます。これからの動きがますます楽しみです。
【会社概要】
社名:株式会社ATOMica
設立:2019年4月5日
代表者:嶋田 瑞生、南原 一輝
所在地:東京都中央区日本橋1-4-1日本橋一丁目三井ビルディング5階