北海道で開催される第75回植樹祭と木育フェスタの詳細情報

第75回北海道植樹祭と木育フェスタ2025

2025年5月11日、北海道の函館市にある道立道南四季の杜公園にて、第75回北海道植樹祭及び木育フェスタが開催されます。このイベントは北海道が推進する「道民ひとり1本植樹・育樹運動」の一環として行われ、若い世代に森林づくりの意義を浸透させることを目指しています。

植樹祭の概要

これまでの植樹活動の振り返りと、今後の運動の重要性を認識するために企画されたこの植樹祭は、令和7年度から令和10年度の4年間をかけて、北海道全域で行われる多様なイベントのスタートとなります。この取り組みでは、最終的に500万本の植樹・育樹を目指します。

植樹祭の開催日時は、2025年5月11日（日）の10:30から13:00までです。式典では、北海道知事鈴木直道や函館市長大泉潤などの挨拶が行われ、地域の子どもたちによる「緑の宣言」も予定されています。参加者は11:00から12:30の間に、苗木の植え付け体験を行うことができます。

木育ひろばの魅力

さらに、10:00から13:00の間には木育ひろばも設けられており、こちらは誰でも楽しむことができます。協賛企業や自治体の取り組みが紹介され、「緑の募金」などの活動も行われます。森の木材を利用した製品販売や、木工体験ができるコーナーも設置され、参加者にとって多彩な体験が待っています。また、函館の特産品である鹿肉や野菜、おいしい昆布の試食及び販売も楽しむことができます。

なお、植樹への参加や式典での着席には事前応募が必要になりますので、参加希望の方は十分にご注意ください。

森林づくりの重要性を再確認

この植樹祭及び木育フェスタは、森林環境を守り、未来の地球環境を良くするために重要なメッセージを発信する場とも言えるでしょう。木育（もくいく）を通じて森林への理解を深め、環境保護の意識を高めていく大切な場となることを期待しています。

北海道の広大な自然を感じながら、地域の活性化に寄与するこのイベント。詳細については、北海道森林海洋環境課のウェブサイトで確認できます。興味のある方はぜひ訪問してみてください。式典を通じて、多くの方々が森林に親しむきっかけとなれば嬉しい限りです。