新しい働き方『おてつたび』の現状と未来
若者からシニア世代まで、幅広い年齢層の人々が新たな働き方を模索している現代。それを反映する形で生まれた「おてつたび」は、ただの短期アルバイトではなく、地域の文化を体験しながら収入を得られるというユニークなプラットフォームです。このプロジェクトの背景や現在の状況について、ポッドキャスト番組『宇垣美里のスタートアップニッポン powered by オールナイトニッポン』で紹介された内容を詳しくお伝えします。
特別収録の背景
2023年1月16日、大阪の「マイドームおおさか」で開催された「Startup JAPAN 2025 in 大阪」では、普段はスタジオから配信される『宇垣美里のスタートアップニッポン』が特別版として公開収録を行いました。このイベントには、多くのスタートアップ企業が集まり、未来のビジネスについて意見を交換しました。
その中で、株式会社おてつたびの代表取締役CEO、永岡里菜さんが登場しました。彼女は、地元の事業者と働きながら旅を楽しみたい方をつなぐ「おてつたび」理念を掲げ、多くの支持を得る起業家です。彼女の話からは、企業のビジョンや働き方の新しい形が見えてきました。
「おてつたび」とは?
「おてつたび」は、「お手伝い」と「旅」を組み合わせた新しい言葉です。このマッチングプラットフォームは、人手不足で悩む地域の事業者と、一時的に働きながら旅行したいという人々を結びつけます。各地で少人数の短期アルバイトを通じて、その地域の文化や生活を体験できることが大きな魅力です。永岡さんは、「参加者は短期アルバイトを通じて、その土地の魅力を直接感じられる」と説明しており、旅行客にも新しい発見を提供できることを強調しました。
このサービスは、2025年の「新語・流行語大賞ノミネート30語」にも選ばれており、設立から約7年で世の中にしっかりと根付いていることの証明でもあります。
起業の背後にある情熱
永岡さんは「創業当初、誰がこのサービスを使うのかという声も多かった」と語ります。しかし、自分が本当に必要だと感じたサービスを信じることが、現在の成功につながったと振り返りました。今では、大学生や子育てが終わった女性、早期退職をした方など、様々な世代の利用者が増えてきており、各世代の価値観が交わる場所へと成長しています。
「おてつたび」の利用者が多様化する中で、異なる背景を持つ人々と触れ合うことができるため、価値観の幅を広げる経験が可能になります。宇垣さんもこの点に注目し、特に「多様な人々と出会うことが、どれほど貴重な経験になるか」と感銘を受けていたようです。
新たな決断と未来への展望
永岡さんが起業することを決意した理由は、「地域と人の可能性に強く惹かれた」からだと話します。彼女は元々教師を目指していましたが、社会人になってからの経験がきっかけで、事業を立ち上げる決断をしました。「何も決めずに入社した会社を辞めた」とその大胆な行動力を語り、宇垣さんもその勇気に驚いていました。
『宇垣美里のスタートアップニッポン』は、毎週火曜日の午前6時から放送されており、多様なチャレンジを行うスタートアップ企業の活動に光を当てています。永岡さんとの対話を通じて、「経験は誰にも盗まれない。自分の足で得た経験は、何物にも代えがたい」という彼女の熱い想いもリスナーに届けられました。
このようにして、未来へのビジョンを持つ彼女たちの挑戦が、私たちに新たな働き方を見出す機会を与えてくれることでしょう。