東京都主催のソーシャルファームセミナーが就労支援の新たな可能性を探る！

東京都主催第1回ソーシャルファームセミナー

東京都は2025年7月28日、ソーシャルファームに関するセミナーを初めて開催します。このセミナーは、就労継続支援B型事業所とソーシャルファームが持つポテンシャルについて学ぶ絶好の機会です。ソーシャルファームは、様々な理由で就労に困難を抱える方々が、自律的に経営を行う社会的企業です。これは単なる雇用の場を提供するだけでなく、彼らが活躍できる場を築くものとして期待されています。

ソーシャルファームの役割

ソーシャルファームは、一般企業と同様、自立した経営を行いながら、障がいのある方や引きこもり経験者、ひとり親、刑余者など、幅広い方々に必要なサポートを提供します。東京都は、このようなソーシャルファームの普及を目指し、全国初となる条例を制定しました。これにより、東京都認証ソーシャルファームの設立やその活動を積極的に促進しています。

セミナーの概要と目的

このセミナーでは、東京都認証のソーシャルファームの代表者が登壇し、彼らの取り組みや経験を共有します。参加者は、実際の運営事例やその中での課題、B型事業所との連携について知識を深めることができます。また、セミナーには登壇者のクロストークセッションや参加者同士のグループディスカッションが含まれ、より広範な視点からソーシャルファームについて考える機会が設けられています。

特に人手不足が深刻な現在、企業が持続可能な形で自らのビジネスモデルを見直し、社会貢献を果たすことが求められています。本セミナーは、そうした課題解決の糸口を提供するかもしれません。

開催の詳細

- 日時: 2025年7月28日（月）13:00～16:00（12:30受付開始）
- 会場: ステーションコンファレンス東京（605ABC）、東京都千代田区丸の内1-7-12 サピアタワー
- 定員: 20名（事前申込み必要）
- 参加費: 無料

登壇者には、一般社団法人アプローズの代表理事光枝茉莉子氏、一般社団法人ビーンズの代表理事坂野拓海氏、そしてゲストスピーカーとしてRJソーシャルケア東京株式会社の代表取締役社長川村文太氏が名を連ねています。さらに、元テレビ東京アナウンサーの赤平大氏がMCを務め、この重要なテーマを引き立てます。

申込方法と今後の展望

参加希望の方は、公式サイトからお申し込みいただけます。申し込みの締切は2025年7月25日です。また、今後も東京都はソーシャルファームに関するセミナーを開催する予定であり、新たな情報は公式サイトで随時発表されるとのこと。参加者には、セミナーのアーカイブ配信も行われますので、忙しい方も後から内容を確認することができます。