2022年冬季五輪メダリストがTCLブランドアンバサダーに
2025年12月15日、TCL JAPAN ELECTRONICSが東京都で平野歩夢選手のブランドアンバサダー就任式と新商品の発表会を開催しました。平野選手は、2022年の北京オリンピックで金メダルを獲得したスノーボード選手です。
今回のイベントでは、TCLの代表取締役・蒋 賛氏が日本市場における家電事業の展望を語りました。彼は「私たちのブランドの思いと挑戦を直接伝えられることに、大変喜びを感じています」と挨拶。さらに、TCLはテレビを中心に、スマートホームやエネルギー効率の向上を目指した製品展開を行うことで、健康で持続可能なライフスタイルを提供することを目指していると述べました。
続いて、マーケティング戦略本部の久保田篤氏がTCLのブランド戦略を説明しました。特に、Mini LED技術や量子ドット技術を利用した製品の展開を強化し、ブランド認知度の向上を図るという意図が紹介されました。平野選手がこの戦略の象徴となることも強調され、彼の挑戦する姿勢がTCLの理念と深い共鳴を持つと語りました。
AI節電機能搭載の新型エアコン発表
発表会の後半では、営業部の杉原俊博氏が新型エアコンの詳細を発表。AIによる節電機能を搭載したモデルが日本向けに開発されており、6畳用のモデルを含む全4機種が2026年1月から販売される予定です。杉原氏は「温度変化をAIが先読みし、運転を自動で最適化する」と強調しました。
また、冷風を心地よく送る「優しい風フラップ」や、温度が設定を超えると自動で運転を開始する「室温パトロール機能」などの機能も紹介されました。こうした機能により、より快適で持続可能な生活を実現することが期待されています。
平野歩夢選手のトークセッション
イベントのハイライトとして、平野選手本人がステージに登壇。スノーボードW杯第1戦での優勝が紹介されると、会場は大きな拍手で包まれました。トークセッションでは、シーズン初戦の心境や未来の挑戦について熱く語りました。「進化した姿を届けたいと思っています」と意気込みを語った平野選手は、常に限界を超えることに挑む姿勢を強調しました。
また、トークでは平野選手が日常的に映像を大画面で楽しむ理由や、スマートフォンとテレビの利便性についても触れ、テクノロジーとの関わり方を語りました。彼は「映像を大きく観ることで選手としての振り返りがしやすくなる」と述べました。これに基づいてMCは、TCLの製品が選手の挑戦をサポートするために重要な役割を果たすと紹介しました。
未来へ向けた意志
発表会は、平野選手の「自分自身を乗り越えていきたい」という力強い言葉で締めくくられました。彼は、技術やオリジナリティを持ち続けることの重要性を説き、「自己を超える」ことを目指して挑戦を続ける覚悟を明らかにしました。
この発表会を通じて、TCLはすでに高い評価を得ている家電技術と平野選手の挑戦心を結びつけ、日本市場における新たな一歩を踏み出しました。新型エアコンを通じて、多くの家庭に快適な暮らしを提供し続けることが期待されるでしょう。