TCB田村医師が糸の隆鼻術に関する新しい論文を発表

TCB田村医師の新しい隆鼻術に関する研究

TCB東京中央美容外科の田村貴彦医師が、糸による隆鼻術の効果に関する新しい研究成果を発表しました。この研究は、国際医療ジャーナル「Plastic and Reconstructive Surgery-Global Open」に掲載されており、注目を集めています。

研究の背景

医療界では糸を用いた隆鼻術がかねてより実施されてきました。これは、患者にとってダウンタイムが少なく、高い満足度を得られる施術として知られています。しかし、糸の挿入方法によって完成度や効果に差異が生じることは指摘されながらも、その差を定量的に評価した研究はこれまで存在しませんでした。この研究では、初めてその違いを数値で示すことに成功しました。

研究方法

2024年2月から5月にかけて、同施術を受けた6名の患者を対象に、二つのグループに分けて比較検証が行われました。具体的には、鼻中隔のみを挿入する「鼻中隔のみ挿入群」と、鼻中隔および鼻背部に挿入を行う「鼻中隔および鼻背部挿入群」に分けられ、それぞれの隆鼻効果を評価しました。研究に際しては、高精度の3次元画像解析装置を使用し、より客観的な結果を得ることが可能となりました。

結果と考察

研究の結果、挿入方法の違いによって明確に隆鼻効果に差が生じることが確認されました。この発見は、患者が希望する仕上がりに応じて、より適切な手術法の選択に役立つ可能性を示唆しています。今後、具体的な施術の選択が、患者満足度の向上に繋がることが期待されます。

TCBの取り組み

TCB東京中央美容外科は、日本全国に105院を展開する美容クリニックグループであり、「理想のあなたを着飾る」美容医療を提供しています。当クリニックでは、徹底したカウンセリングとシミュレーションを行い、個々の希望に応じた施術を追求しています。最近の学術研究活動としては、290,307件のヒアルロン酸注入における重篤な合併症を調査したり、全国規模の美容外科グループにおける経結膜的眼窩脂肪除去術のデータ分析も行っています。