株式会社iDA(アイ・ディ・エー)がULTRA SOCIAL株式会社と提携し、最新のライブコマース支援を展開することとなりました。この業務提携は、特にTikTok Shopを主軸に、EC市場における新たな接客の形を模索するものです。EC市場は、ただ商品を紹介するだけの場ではなく、ライブ配信などを通じて、より質の高い接客が必要とされています。
iDAはファッションやビューティー分野で、多くの人材紹介と派遣の実績を誇っており、その中で培ったプロフェッショナルな接客力を提供しています。一方、ULTRA SOCIALは、TikTok Shopの可能性を早期に察知し、クリエイター育成やデータドリブンな運営体制を整えてきました。この両者の強みを融合することにより、新たな高品質オンライン接客モデルを生み出すことを目指しています。
新サービスでは、iDAが厳選した接客のプロが、ブランド公式のTikTok Shopにおいて、リアル店舗での接客と同等のクオリティのオンライン接客を実現します。これにより、視聴者は安心して購買行動に移ることができ、ブランドにとっても購入率や顧客生涯価値(LTV)の向上が期待されます。また、ライブ配信で得たデータを基にした接客手法の最適化も行い、クライアントの新規顧客の獲得を支援していきます。
さらに、iDAが提供する人材は、リアル店舗で培ったスキルをもとに、ULTRA SOCIALのライブコマース研修を受け、データドリブンなノウハウを駆使しながらオンラインでの接客を一貫して行います。これにより、クライアントは新たな接客の場を開拓し、ビジネスの成長とともに新しい雇用機会を創出していくことが可能になります。
ULTRA SOCIALの代表取締役、高橋亮太氏は「各社が新しい売り方を模索する中で、ブランドの魅力を直接顧客に伝えたいというニーズが一致している」と述べています。ブランドの思いや詳細を販売員が直接語ることで、新たな顧客接点を生み出すことができるとし、今回の提携に対しても喜びの意を示しています。
iDAの代表取締役、堀井謙一郎氏もまた「クライアントの事業支援と新たな雇用機会創出を目指す」「両社の強みをかけ合わせ、顧客満足度の向上をサポートする」という意気込みを語ります。この取り組みは、企業が掲げる「働いて夢を叶える」というビジョンの実現に向け、大きなステップとなることでしょう。
ULTRA SOCIALは、Interest Commerceを軸にしたマーケティング支援、そしてライブ配信事業または生成AI事業を手がけており、クライアント企業への事業支援を行っています。また、iDAは1999年に設立され、ファッションやビューティー業界に特化した人材紹介、派遣、教育サービスを提供し、年間約1,800人の転籍を実現しています。両社のパートナーシップは、EC業界における新たな潮流を切り開く原動力となると期待されています。