小豆島の伝統「新漬けオリーブ」今年の販売がスタート！

小豆島のオリーブ農業の魅力

小豆島の自然豊かな土地で育まれるオリーブ。特に「新漬けオリーブ」は、地元の文化と情熱が詰まった特別な存在です。今年、この伝統的なオリーブが10月10日から販売を開始しました。手摘みで収穫された青々とした果実は、数週間の漬け込みによって独特の味わいに仕上がります。

「強剪定」による豊作

今年は特にオリーブの実に恵まれており、これは過去2年間にわたって行った「強剪定」が奏功した結果です。この剪定作業は、オリーブの樹を健やかに育てるために行われます。過去には台風や病気の影響で苦労を重ねてきましたが、今では新しい芽が力強く成長し、豊富な収穫を実現できています。

受け継がれる伝統の味

新漬けオリーブは、特に果実が熟す前の緑色の実を使用した季節限定の商品で、販売期間もわずか2ヶ月間です。井上誠耕園の歴史は長く、二代目園主が60年以上前に技術を受け継ぎ、現三代目園主がその伝統を守り続けています。果実の収穫には熟度を慎重に見極める技術が求められ、手作業での丁寧な作業がその味に反映されています。

井上誠耕園の概要

井上誠耕園は香川県小豆島で昭和15年から四代目にわたり農業を行っています。オリーブの栽培と加工を通じて、地元の文化をより豊かにする活動に取り組んでいます。現在では160名のスタッフが集まり、地域に根ざした運営を行っています。新漬けオリーブの魅力はもちろん、井上誠耕園の歴史や地域貢献にも目を向けてみてはいかがでしょうか。おいしいオリーブをぜひこの機会に試してみてください。