タカタ、新しいチャイルドシート「takata04-system6.0」を発売
タカタ株式会社は、利便性と安全性を追求した新しいチャイルドシート「takata04-system6.0」を2023年10月末に発売します。この製品は2004年から販売されている「takata04-neo」の進化版であり、特に親たちの利便性を考慮した設計が施されています。
簡単な取り扱い
「takata04-system6.0」の特筆すべき機能は、タカタが独自に開発した「ママ楽ハンドル」です。このシステムにより、ユーザーはハンドルを軽く回すだけで、約100kgの力でチャイルドシートをしっかりと固定することができます。これにより、チャイルドシートの取り付けが簡単になり、面倒なベルトの締め付けを気にせずに済むのです。
安全性の証明
タカタは、安全性にかける情熱が強い企業であり、過去には「takata04-neo」において国土交通省と自動車事故対策機構が実施する安全性能試験「チャイルドシートアセスメント」で、歴史的に「優」評価を獲得しました。今回の新モデルでも、その高い安全性能が期待されています。
デザインと機能性
「takata04-system6.0」は、シックなブラックを基調にしたデザインに、爽やかな印象を与えるブルーとグリーンのインナークッションが特徴です。この素材は、柔らかく優しい手触りを持ち、車内に自然に調和する色合いとなっています。さらに、このインナークッションはチャイルドシートの内部に配置され、見た目だけでなく機能的にも優れた使い心地を提供します。
チャイルドシートの重要性
警察庁やJAFの合同調査によると、約半数の親たちがチャイルドシートを不適切に取り付けているというデータがあります。これは、特にベルトの締め付け不足が原因です。この現状を受け、タカタは「ママ楽ハンドル」を導入し、より多くの親が正しくチャイルドシートを装着できるようサポートしています。タカタは、チャイルドシートを単なるベビー用品ではなく、「赤ちゃんのためのシートベルト」と捉えています。
販売概要
- - 製品名: takata04-system6.0 (タカタ ゼロヨン – システム ロクテンゼロ)
- - 対象年齢: 0ヶ月~4歳
- - 体重適応範囲: 18kg未満
- - サイズ: W477×D550×H660mm
- - 重量: 8.5kg
- - カラー: ブルー、グリーン
- - 定価: 68,040円(本体価格64,800円)
- - 発売日: 2008年10月末
- - 販売目標: 10,000台/年
まとめ
タカタは現在も「交通事故の犠牲者ゼロ」を目指しており、今後も自動車の安全システムの革新を続ける意向です。「takata04-system6.0」は、その一環として多くの家庭に安全と安心を提供する製品となることが期待されています。手に取った親たちが、その安全性と使いやすさを実感する日が待ち遠しいですね。